道草の時間

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zoom RSS ウツボグサとヒメヤブラン

<<   作成日時 : 2008/07/01 12:05   >>

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昨日はよく晴れたので、野原を散策しました。ウツボグサとヒメヤブランがネジバナに混じって咲いていました。どれも日当たりのよい野原が好きな小さな植物たちです。

ウツボグサ (Prunella vulgaris L. subsp. asiatica Hara) は、東アジアの寒帯と温帯に分布するシソ科の多年草です。靫(うつぼ)とは矢を盛って腰に背負う中空の籠(かご)のこと、靭と書くのは誤用だそうです(広辞苑)。花穂は夏に枯れて黒くなってもそのまま立っているところから漢名でカコソウ(夏枯草)ともよばれており、花穂を乾かしてから煎じて飲むと利尿剤となるそうです(朝日百科「世界の植物」)。しかし、北村四郎博士は、中国の古典の研究から、カコソウは、Prunella vulgaris L. のことで、ウツボグサではではないとしています(北村四郎選集2 保育社)。カコソウはウツボグサに比し、花冠が小さいとありました。
ウツボグサだけで、いろいろ雑学の知識が増えました。

ヒメヤブラン (Liriope minor Mak.) は、東アジア温帯と亜熱帯に分布するユリ科多年草で、ランナー(走出枝)によっても増えます。花が咲いていなければ、ジャノヒゲと思うかもしれません。いや、全然気がつかないだろうな。

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野原のウツボグサとネジバナ



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ウツボグサの花



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ヒメヤブラン
葉はジャノヒゲみたいです



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ヒメヤブランの花



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キタテハ
雌(翅の裏だけ見えている)への猛烈なアタックで、カメラは目に入らない



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ネジバナとウツボグサの組み合わせ
素敵ですね そのまま絵になりそうです
ウツボと云うと鱓を思い出しますね
体型が似ていなくもないのですが、
ちょっとかわいそう  やはり・・・
靫草にしないと 万葉植物の愛好家さんから
怒られそうですね
yajiro
2008/07/01 22:01
yajiroさん、コメントありがとうございました。
ネジバナというのは社交的で、サービス旺盛な感じがします。あちこちの花に挨拶している感じです。ウツボグサはちょっと違います。
ウツボグサの名は、魚のウツボから来たと思っている人もいるかもしれませんね。穴からにゅっと頭をだしているところは似ているかも知れない。そんなことをいうと、ウツボグサには気の毒ですが、ウツボの方も怒るかもしれない。おれの方はつるつるだぞ!
エフ・エム
2008/07/02 07:22
ウツボグサの写真、とってもきれいです!! うつぼって、矢を入れる筒なんですね。わたしも始めは魚のうつぼかと。でも魚のうつぼだって愛嬌あってかわいいですよ〜。

ヒメヤブランもとてもきれいな花ですね。ヤブランの花とは似てないのですね。

おしまいのキタテハ、すごいシャッターチャンス! 熱々(笑)
風さん
2008/07/02 10:10
風さん、コメントありがとうございました。
植物の名前の由来っておもしろいですね。とくにむかしからある植物の名前は往時の人々がその植物を見て何を思ったか、興味深いです。
ヒメヤブランは小さいので、見過ごすところでした。いつものことながら、ちゃんと写真が撮れているか、確認するまで不安でした。
エフ・エム
2008/07/02 12:58

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