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zoom RSS 日陰の花:イヌトウバナ

<<   作成日時 : 2009/08/26 21:08   >>

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薄暗い林のへりの雑草に中にイヌトウバナ (Clinopoddium micranthum (Regel) Hara) がひっそり咲いていました。シソ科の中でも特に目立たない小さな花をつける日本特産の植物です。

この植物は近縁のトウバナ(5月29日のブログ記事)にそっくりですが、トウバナは初夏から盛夏にかけて日当りのよい草むらに咲き、イヌトウバナは晩夏から中秋にかけて林のかげに咲きます。また、イヌトウバナは葉の裏に腺点があり、トウバナにはこれがないところが、最もはっきりした区別点です。

トウバナのほかに、イヌトウバナによく似た植物にミヤマトウバナとヤマトウバナがあります。ミヤマトウバナとヤマトウバナは実物を見たことがないのですが、図鑑には、イヌトウバナには、がくの表面に直立した(=開出した)長い毛があり、がくに短毛しかない後2種と区別できるとあります。

画像

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イヌトウバナ



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ピントのわるい写真ですが、
がくに開出した長毛が認められます



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葉の裏の実体顕微鏡像
腺点が点在しています



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クサギの花に来たナガサキアゲハ



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コメント(12件)

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こんばんは
イヌトウバナですか。
まだ見たことがありません。
葉裏の腺体と蕚の毛が特徴ですね
探してみます。
YAKUMA
2009/08/26 22:25
こういう花を見ると単純に「あ、シソの花」と思ってしまう私には、肉眼で見分けるのもちょっと難しそうですが、咲く時期と、日向か日陰かということでまず見分けるとよいのですね。
でも、イヌトウバナとトウバナに、ミヤマトウバナとヤマトウバナ・・・頭が混乱してきました
さとみ
2009/08/26 23:11
ついに東京近郊でも、ナガサキアゲハの飛翔が
話題にならない位に、一般的になってしまったのでしょうか 翅の付け根の赤い紋と、後翅にしっぽが無い為 飛んでいても他と見分けやすいですね
蝶に罪はないんですが、ちょっと複雑ですね。
yajiro
2009/08/27 02:16
おはようございます。トウバナとイヌトウバナはまだ区別がつきません。ヤマトウバナは前に1度だけ見たのですが、それもあやしいですね。ヤマトウバナは花の色が他種と比べて白かったです。それでトウバナの白花か?と思って印象に残っていましたので。またまた勉強になりました。
宮城野
2009/08/27 06:20
YAKUMAさん、コメントありがとうございました。
個体も小さいし、花も小さいので、ちょっと見つけにくいですね。
これはアキノタムラソウが群れて咲いている場所で見つけました。そちらでも、そんなところにあるかも知れません。
エフ・エム
2009/08/27 07:51
さとみさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
この季節はトウバナは咲いていないと思うので、似たようなものが見つかれば、イヌかミヤマかヤマでしょうね。腺点や毛はルーペで分かります。
エフ・エム
2009/08/27 08:04
炊飯器さん、気持玉をありがとうございました。
見て下さってうれしく思います。
エフ・エム
2009/08/27 08:19
yajiroさん、コメントありがとうございました。
ナガサキアゲハは本当に多いですね。このあたりで見かける黒いチョウの半分以上は尻尾がないように思います。同じ柑橘類を食べるアゲハチョウは、おもしろく思っていないでしょうね。
エフ・エム
2009/08/27 08:29
宮城野さん、コメントありがとうございました。
ヤマトウバナやミヤマトウバナも見てみたいと思っています。近縁種が多いとややこしいですが、それなりの面白みはありますね。
エフ・エム
2009/08/27 08:38
テルツマさん、気持玉をありがとうございました。
見て下さってうれしく思います。
エフ・エム
2009/08/27 08:40
葉っぱの裏面は、こんなに穴があるのですね。
呼吸していると言うことでしょうか?
Tatehiko
2009/08/27 22:02
Tatehikoさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
はっきりしない写真ですが、葉の裏の穴のようにみえる場所に水ぶくれのようなものが見えます、これは表皮の細胞の一部で、香りの成分を溶かした水を含む小突起です。シソ科の植物には同様のものがよくみられます。
エフ・エム
2009/08/28 08:32

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