道草の時間

アクセスカウンタ

zoom RSS オオスズメノカタビラのこと

<<   作成日時 : 2010/05/14 11:39   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 16

イネ科イチゴツナギ属 (Poa) の植物は、どれもよく似ているので、同定が難しくて困りものです。でも、それらのすがたは、さらさらとしてさわやかななので、たいへん好きな植物たちです。日本でイネ科と言っている科名は、学名では Poaceae、すなわちイチゴツナギ科ですから、イチゴツナギ属の植物はイネ科の代表みたいなものです。ですから、いつもこの属の植物をブログに登場させたいものと思っていました。(スズメノカタビラだけは、以前に載せたことがあります。)

先日、道ばたに群生していた草丈80〜90センチ位のイチゴツナギ属植物を見つけ、写真に撮りました。同定のために持ち帰ったサンプルを調べたところ、この植物の葉舌がたいへん長く、長いものは8ミリもあることが分かりました。こんなに長く、また先端の尖った葉舌をもつものは、イチゴツナギ属の中では、オオスズメノカタビラ (Poa trvialis L.)だけと思います。葉舌の長いものにヌマイチゴツナギがありますが、もう少し短く、その先端はとがっていないようです。

オオスズメノカタビラはヨーロッパに原産し、日本では帰化植物です。

画像

画像

オオスズメノカタビラ



画像

葉舌の長さは8ミリもあります
スケールの1目盛りは1ミリ



画像

小穂の大部分は2小花をもつ



画像

小穂の枝のとげ



にほんブログ村 花ブログへにほんブログ村 花ブログ 季節の花へ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 8
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
イネ科の植物は、なんかよく似ていて見分けが難しいですね。
見てみぬ振りをしてしまいます。
帰化植物も多いんですね。
YAKUMA
2010/05/14 21:57
稲か〜と思いましたが、田植えをした頃だものね^^
葉舌という専門用語も初めて聞きますが、この白い玉ねぎの薄皮みたいなもの?
これは葉っぱを剥がしたところにあるのかしら?
ちょっと長ねぎを思い浮かべました。
花はどんな?
穂というともう実がなりそう。
池田姫
2010/05/15 00:54
YAKUMAさん、コメントありがとうございました。
イネ科には分かりやすいものもかなりあるのですが、分かりにくいものになるとやっかいですね。目がわるくなっているのと、手先がうまく動かなくなっているので、内頴まで調べなければ分からないのはお手上げです。
エフ・エム
2010/05/15 11:44
池田姫さん、コメントありがとうございました。
葉舌は葉身が茎と接している付け根のところにあります。葉身を引っ張って、茎から離してみればすぐ分かります。葉の茎を巻いている部分は葉鞘といいますが、葉舌は葉鞘と葉身のさかいにあるのです。薄い膜のような組織です。葉舌の形や大きさがイネ科の種の同定に役立つことが多いです。
写真の植物の花はまだ未熟のようです。葯がまだ出ていませんでしたので。
エフ・エム
2010/05/15 11:56
稲は一番重要な植物なのに、それ以外の属には無知で無関心でした。
大昔には、このオオスズメノカタビラも食べ比べをされたのかな。
結局、稲が一番だ〜と
葉舌という部分は、初めて知りました。
稲にもあるのでしょうか
T&M 
2010/05/15 12:08
いつも思うのですが、イネ科はだめですね〜。よくわかりません。エフ・エムさんの文を読んで少しずつ勉強しますね。
宮城野
2010/05/15 15:31
まんじゅ猫さん、気持玉をありがとうございました。
見て下さってうれしく思います。
エフ・エム
2010/05/15 16:57
T&Mさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
イチゴツナギ属の穀粒を食べたかどうか分かりませんが、いろいろなイネ科植物を試して、これはというものを改良したのでしょうね。イネ、ムギ類、トウモロコシ、キビ、アワ、ヒエ・・・結構たくさんありますね。どれももとは貧弱な穀物だったのでしょう。
イネの葉舌はたいへん長く、10〜15ミリぐらいあります。
エフ・エム
2010/05/15 17:19
宮城野さん、コメントありがとうございました。
イネ科の一部はなかなか自信がもてません。写真だけ撮って、結局分からないものがたくさんあります。しかし、穀物を含む重要な科なので、とくに興味があります。すこしずつ調べて行きたいと思っています。
エフ・エム
2010/05/15 17:26
Tatehikoさん、気持玉をありがとうございました。
見て下さってうれしく思います。
エフ・エム
2010/05/15 18:01
isaacさん、気持玉をありがとうございました。
見て下さってうれしく思います。
エフ・エム
2010/05/16 21:12
こういう穂がつく植物は見分けが難しくて…
でも、なにか郷愁を感じる植物ですね。
小梨
2010/05/16 23:35
小梨さん、コメントありがとうございました。
そうですね。風にゆれる姿は風情があります。また、いろいろ書いてみたいと思っています。
エフ・エム
2010/05/17 07:34
こんにちは。オオスズメノカタビラなんて名前を始めて聞きました。
もちろんヌマイチゴツナギも存じませんでしたしね。
私には見分けも付かず写真もパスして通り過ぎるだけです。
色々と調べていくと奥も深そうで、愉しそうではありますね。
kako狸
2010/05/18 12:16
kako狸さん、コメントと気持玉をありがとうございました。ご返事が遅くなってすみません。
いくつもイネ科植物の写真を撮っているのですが、写真だけでは分からないものが多く、サンプルをとって帰って、調べています。それでも分からないものはどうしようもないです。おもしろいのですが、いらいらします。
エフ・エム
2010/05/23 16:54
イチゴツナギ科・・・は?
イチゴツナギ属・・・ほう
イネにそっくりに見えるオオスズメノカタビラ・・・先端が尖った葉舌ですか、ふ〜む
久しぶりに「ハ行」で感歎しました。葉舌が同定のポイントなんですか。いろいろ教えていただき、ありがとうございます。それにしても、イネ科は難しい。でも、こうして解説付きですと、興味深く写真を見ることができます。
さとみ
2010/06/03 23:17

コメントする help

ニックネーム
本 文
オオスズメノカタビラのこと 道草の時間/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる