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zoom RSS イソギクの花と虫たち

<<   作成日時 : 2012/12/15 13:42   >>

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前回の記事にビワの花にたくさんのミツバチやハナアブが来ていたことを述べましたが、同じ頃(12月上旬)もう一つ、虫たちをたくさん集めている花を路傍に見つけました。
歩道の端の植込みに植えられているイソギク (Chrysanthemum pacificum Nakai) の花です。

イソギクは関東南部の海岸の崖や砂地に生える日本固有の多年生キク科植物ですが、古くから栽培されている鑑賞植物でもあります。北村博士は、1717年に出版された「広益地錦抄」に図と記事があり、当時すでに栽培されたのは明らかであると述べております(週刊朝日百科「世界の植物」)。

イソギクの花の季節は10~11月と一般に記述されていますが、12月上旬にもまだ花は盛りでした。来ているのは、ツマグロキンバエとヒラタアブの仲間が多く、ビワの花とは違ってミツバチは一匹も見ませんでした。また、ビワの花でもそうでしたが、春から秋まで普通に見られるヒメヒラタアブはまったく見られませんでした。

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ツマグロキンバエ


ツマグロキンバエはこの花にいちばん沢山来ていた虫です。キンバエという名から不潔な印象を受けますが、もっぱら花につく清潔な虫で、最も普通種です。この写真でははっきりしませんが、眼の縞が特徴的な虫です。

散歩の犬がイソギクの群れにすれすれに歩いたところ、大勢のツマグロキンバエが一斉に飛び上がり、すぐまたもとの花の上に戻りました。

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ホソヒラタアブ



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フタホシヒラタアブ?



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ナミヒラアシヒラタアブ?



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キタキチョウ



パンジーやキクにもホソヒラタアブが来ていましたが、イソギクでの賑やかさと比べるとまるで閑散としていました。

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パンジーとホソヒラタアブ



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キクとホソヒラタアブ

腹部は平たいが胸はぶ厚いことが分かった



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コメント(28件)

内 容 ニックネーム/日時
イソギクの輝く黄色を見てると、冬の感じがしませんね
この時期にもたくさんの昆虫がいるのに驚きました
アブの種類、名前が書かれてるので違いが判りますが・・・自分なら、直に見たら区別が付かないでしょう
T&M
2012/12/15 16:57
急に寒くなったこともあって花の暖かな感じが恋しい感じですが、花にはミツバチでなくてもきちんとアブやツマグロキンバエなどが訪れているのですね。
この時期の虫たちのを見ると、虫たちの役割の重要さを感じさせてくれるようです。
松の陰
2012/12/15 18:06
こんばんは
同じ季節に咲いていても、虫たちの人気度は違うのですね。
イソギク、そんなに古くから栽培されているのですね。
虫だけではないのですね。イソギク好きは・・・
YAKUMA
2012/12/15 22:34
hideさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/16 07:59
T&Mさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
イソギクが自生しているところを一度見たいものですが、この季節に寂しく寒い海岸に行く機会はとてもなさそうです。「冬の浜辺は寂しくて、寄せる波だけが騒いでた・・・」日野てる子さんの歌、なつかしい。
花壇に植えられていても、イソギクという名はいい響きです。
エフ・エム
2012/12/16 08:22
松の陰さん、コメントと気持玉をありがとうございました。
セイヨウミツバチは一つの種類の花から蜜を集める性質があると聞きますが、この季節、ビワに多くて、他の花に見かけないのはそのためでしょうか。
ヒラタアブやツマグロキンバエは目立たないですが、やはり重要な花粉伝搬者であることを感じました。
エフ・エム
2012/12/16 09:46
彩さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/16 09:47
YAKUMAさん、コメントありがとうございました。
イソギクが固有種であること、たいへん古くから栽培されていることは、たいへん興味深いです。菊人形にも使われるとか。
植物の文化史についてもいろいろ知りたいと思っています。
エフ・エム
2012/12/16 09:52
えのもと@秋田さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/16 09:54
私の庭にもイソギクが咲いていますが、こんなに昆虫が来ているのを見たことがありません。
ビワの花も同様です。
今、昆虫の一番人気はヤツデの花。ここにはミツバチやアブやハエの仲間が飛び交っています。
ビワの実付きが少ないのは隣のヤツデに昆虫が集中してしまうから?と疑問が生じました。
夕菅
2012/12/16 12:46
タビビトさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/17 14:48
ジュンチーさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/17 14:49
yasuhikoさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/17 14:50
夕菅さん、コメントありがとうございました。
ヤツデの花が虫たちを集めてしまったのでしょうか。このあたりにはヤツデがなくて、ビワもイソギクも幸いだったのかも知れません。
虫を集める力が花によってずいぶん違うものと実感した次第です。人の手があまり加わると、虫に敬遠されてしまうような気もします。
エフ・エム
2012/12/17 14:58
イソギクの花は陽だまりを感じます。いつも陽のあたるほかほかしたところに明るく咲きますものね。明るい黄色がまた、暖かさを感じさせるんでしょうね。虫たちも思わずよって行ってしまう暖かさを感じさせる花なんですね。虻やハエもいろんな種類がいるんですね。
よしこ
2012/12/17 15:56
寒くって花の色が少ない季節には
このイソギクの黄色が花たちの目印になるのでしょうね。
とっても目立ちますものね。
あっこちゃん
2012/12/17 20:20
よしこさん、コメントありがとうございました。
この季節に黄色く群れて咲くイソギクは元気を与えてくれる花ですね。ほのかに海辺の香りを運んでくるような感じもします。この季節の虫たちにとってもありがたい花ですね。
エフ・エム
2012/12/18 10:41
あっこちゃん、コメントありがとうございました。
概して白や黄色の花にハナアブやヒラタアブがよく来るように思います。ほんとにそうかどうか確信はないのですが。
冬に黄色は日に映えてとてもいいですね。
エフ・エム
2012/12/18 10:47
kemochimeさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/18 10:48
ツマグロキンバエの目は特徴的ですね、カメレオンの目も変わっていると思いましたが、ツマグロキンバエの目はまるで宇宙人の目の様です(マダ宇宙人は見たことが有りませんが)あの目で見える世界とは一体どんなものか興味が湧きますね。
tabibito
2012/12/18 22:30
I子さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/19 08:02
tabibitoさん、
コメントありがとうございました。
ツマグロキンバエの目の縞模様は何のためにあるのか、理解に苦しみます。あんな眼鏡を作って試してみたいです。
石ノ森章太郎さんも、さすがにあの顔は思いつかなかったようで。
エフ・エム
2012/12/19 11:12
松の陰さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/21 08:00
このみさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/21 08:01
ケロ太さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2012/12/22 08:08
10月にセイタカアワダチソウの花にツマグロキンバエが集団でいるのを見ました。その時は名前が分からなかったのですが、面白い模様だなと思ったのを覚えています。
集団でいるとちょっと気持ち悪いですが・・・。
winning-field
2012/12/27 16:13
winning-fieldさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
ツマグロキンバエは個体数が多いですね。花に集まる虫を撮りだしてから、それに気付きました。けっこう出会うのが楽しみな虫になりました。
エフ・エム
2012/12/28 08:44
おばブーさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/01/06 14:26

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