道草の時間

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zoom RSS コブシ咲く

<<   作成日時 : 2013/03/22 21:36   >>

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東京都内では桜は満開に近いということですが、利根川を越した私の在住地ではまだ2〜3分咲きというところ。今はむしろコブシが見頃です。

雲に紛うような群れなすサクラと異なり、コブシは孤独に山里に立つ樹です。人々が寄せる想いはとてもサクラに及びませんが、白い花を枝一杯につけたコブシは孤高を思わせる風格で人目を惹きます。

コブシ (Magnolia kobus DC.) はモクレン科の日本固有種。コブシは漢字で辛夷に当てていますが、牧野博士はこれは間違いで、辛夷(しい)は中国が原産のモクレンのことであると述べています(牧野富太郎植物記5 あかね書房)。でも辛夷という漢字は、短歌、俳句、その他の文学にも普通に使われて「コブシ」と読まれており、もはや原義のモクレンには戻すことはできません。

でも、コブシの名はもともとにぎりこぶしの形に由来するらしいです。牧野博士は上記の著書で、2つの古歌、「うちたへて手をにぎりたるこぶしの木 心せはさをなげく比(ころ)かな (藤原為家)」、「時しあればこぶしの花もひらけけり君がにぎれる手のかかれかし (作者不詳)」を挙げてコブシのつぼみを人のこぶしに見立てたのだろうと推測しています。しかしながら、牧野博士自身は、にぎりこぶしはコブシのつぼみより、果穂(実の集まり)の方に似ているとし、コブシの名は果穂からきたものではないかと記しています。

まあ、どちらでもいいですけど。

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コメント(27件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
林にひっそりと立つコブシ、いい風景ですね。
こちらでも何本か、立派なコブシを見ることができます。
ちょうど花も盛りになりました。
YAKUMA
2013/03/22 22:12
山里に孤高に立つコブシの木、そこだけがぱっと明るくなったような、不思議な雰囲気ですね
花も大きくて、桜より豪快
やはり、北国の春を口ずさんでしまいます
T&M
2013/03/23 23:11
YAKUMAさん、コメントありがとうございました。
昨日東京に出ましたが、サクラとコブシが同時に咲いているような印象を受けました。コブシが正常で、サクラが早まったのでしょう。
いい季節がきましたね。
エフ・エム
2013/03/24 09:16
ケロ太さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/03/24 09:18
yasuhikoさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/03/24 09:18
T&Mさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
北国の春は名曲ですね。震災の東北にもそろそろ咲き始めているでしょうか。この曲、10数年前に中国に行ったとき、カラオケ店で何度も聞きました。今はどうでしょうか。
エフ・エム
2013/03/24 09:26
エフ・エムさん ご無沙汰しています。 
関東地方の桜は満開で賑やかそうですね!!
広島はこれから、安芸の宮島が大人気です。

握りこぶし、蕾よりも、果穂の方に似てる?
昔の人はいろいろと想像力豊かですね。
白い花弁のコブシ、当地ではあまり見かけ
ません。
早速、近くにあるヒメコブシを見に行ったら
既に散っており、今年は随分早い満開でした。
2010年は3月19日、2011年は4月2日でした。
★2011/04/02 ヒメコブシの満開。
http://s2014no64.at.webry.info/201104/article_5.html
ツユヒメ
2013/03/24 12:11
私の所ではコブシより桜の方が先に咲きました。
tabibito
2013/03/24 17:17
コブシの花は桜よりも一足先に咲きますね。
こちらは既に終わりの頃。
いよいよ桜のときです。
先日、桜の様子を見に行きましたらやはり山の緑の中
一本だけ咲いていたのでしょう。
ポッと桜色の木が、そこだけ輝いていました。
あっこちゃん
2013/03/24 23:33
ツユヒメさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
ヒメコブシの記事を拝見しました。ピンクでとてもきれいですね。こちらの公園や小石川植物園で見たものはもう少し白っぽかったと思います。
コブシの方は近くでみると色が多少ついていますが、遠目には白花としか見えません。平家の落武者が源氏の白旗と間違えて、今はこれまでと皆自害してしまったという伝説があるそうで。
エフ・エム
2013/03/25 08:21
tabibitoさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
サクラの方が先に咲くとは例年にない現象ですね。サクラだけが早まったような気がします。このあたりでは、一応順番はまもられました。
エフ・エム
2013/03/25 08:25
I子さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/03/25 08:26
あっこちゃん、コメントありがとうございました。
そちらは順序よくコブシが先に終わったのですね。東京はサクラもコブシも同時に咲いているように感じました。
公園や並木のサクラは賑やかですが、山の中に咲くサクラは静かでいいものですね。サクラの本当のすがたなのかもしれません。
エフ・エム
2013/03/25 08:33
山里に咲くコブシの白い花、閑かなたたずまいは感動的ですね。六甲高山植物園では花の名を尋ねられてコブシと答えた後、タムシバという名札に気付き、訂正に走った苦い思い出があります。
コブシのいわれ、牧野博士のこだわりがあるようですね。
コブシの果穂は見たことがありませんが、検索画像とうちのハクモクレンの果穂はよく似ているように思え、???です。
夕菅
2013/03/25 18:02
夕菅さん、コメントありがとうございました。
コブシとタムシバは葉は別として、花は非常によく似ていますね。タムシバはコブシより標高の高いところで自生しますから、六甲はいい環境なのでしょうね。
ハクモクレンとコブシの実は並べて比べたことがありませんが、たしかによく似ているようですね。
エフ・エム
2013/03/26 08:49
桜も辛夷も植栽された木ばかりを見ていますが、里山や山道で見る木々の花には感動がありますね。
久しくそんな風景はご無沙汰ですが・・・
冬が終わって花々の輝きが眩しいですね。
とんとん
2013/03/26 23:17
hideさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/03/27 08:01
とんとんさん、コメントありがとうございました。
コブシは公園にも立派な樹がありますが、山に咲く樹にはさらに風格があるように見えます。守谷にもそんな樹がいくつかあり、散歩のコースを変えて巡っています。
でもそろそろこちらもサクラの季節に移ります。里山に咲くヤマザクラもいいですね。
エフ・エム
2013/03/27 08:07
こちらも辛夷満開ですよ〜
うるいのだんな
2013/03/27 09:47
こんにちは!
コブシの実をみたとき、私も拳骨そっくりだったことに驚きでした。
不思議な実だと思いました。
私が今住んでいる生駒山麓にこしてきたとき、最初にコブシを植えました。蕾が開くときの様子に惹かれました。そのコブシは残念ながら枯れてしまいました。

生駒山にコブシの谷があります。頂上にちかくにあるので、このごろはなかなか出かけられませんが、春になるのを待ちかねたように 夫とのぼったものでした。
生駒の風
2013/03/27 12:37
京都御所には来も花も大きな白モクレンがあるのですが・・・近所のお宅の庭にも、モクレンと思うものがたくさん花を付けています。
でも花がたくさんついて小振りなんですよね。
モクレンだと言っても種類が違うのでしょうか。
コブシならシデコブシ・姫コブシを追い求めています。
Tatehiko
2013/03/28 10:58
えのもと@秋田さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/03/28 11:26
うるいのだんなさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
こちらはやっとコブシが散りはじめたところです。寒さがぶりかえしたせいか、長もちしていたようです。サクラは7分咲きぐらいでしょううか。
エフ・エム
2013/03/28 11:30
生駒の風さん、コメントありがとうございました。
やはり実がにぎりこぶしに似ているというのが第一印象なのですね。昔の人も同じように思ったのでしょう。自然的、直感的な名称ですね。
コブシの谷とは、すばらしい眺めでしょうね。このあたりの山里では、巨木の一本立ちが目につきますが、集団で咲いていたら、また違った印象になるでしょう。見たいものですね。
エフ・エム
2013/03/28 11:40
Tatehikoさん、コメントありがとうございました。
ハクモクレンは中国原産で、コブシは日本固有種だそうです。そんなことを知ると、ハクモクレンの大きなのかたちはなんとなく中国的な感じです。コブシはハクモクレンより巨木が多く、堂々とした感じは辛夷というより古武士と書くほうがいいような気がします。だれもこんな字は使っていませんが。
シデコブシは山野では希種だそうです。公園で見られるのはうれしいですね。
エフ・エム
2013/03/28 11:52
かなたさん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/04/01 14:59
翠弘舎さん、気持玉をありがとうございました。
エフ・エム
2013/04/22 08:41

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