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zoom RSS タマムシのこと

<<   作成日時 : 2016/09/08 14:27   >>

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タマムシ(ヤマトタマムシ)は、日本では特に重要な意味を持つ昆虫です。

     玉虫の羽のみどりは推古より         山口青邨
  
古代よりその美しさが認められていた昆虫。その何よりの証拠は、飛鳥時代、7世紀前半に作られたとされる玉虫厨子(国宝)です。現在は法隆寺大宝蔵院に置かれています。玉虫厨子は高さ2メートル余りの厨子で、現在タマムシの翅はわずかしか残っていませんが、作られた当時は少なく見積もって9083枚の翅が張りつめられていたと推定されています(週間朝日百科『日本の国宝』朝日新聞社)。

玉虫厨子については、下記のサイトが参考になります。
http://www.horyuji.asia/entry9.html

そのタマムシは今激減しているように思われます。「日本のレッドデータ検索システム」によると、環境省のレッドデータには入っていませんが、11の都道県では絶滅危惧または準絶滅危惧種に指定しています。なお、私が在住している茨城県では絶滅危惧II類となっています。

実際、在住地の茨城県南を散策している10年間、それらしきものが高いところを飛んでいるのを見た以外、タマムシを見たことはありませんでした。それが今年7月、近所の公園にタマムシの死骸を見つけました。そこで、「このあたりにもタマムシがいる」旨、町内会のホームページに、記事を載せた次第でした。

それでも死骸とはすっきりしない。それ以来、生きたタマムシを確認したいという気持ちがありました。

9月1日のこと、散歩中にコンクリートの電柱の先の方に、細長い虫のようなものが見えました。遠すぎて確認はできなかったのですが、とりあえず、ズームを最大にして撮り、パソコンに取り込んで、トリミングしました。まさに生きたタマムシでした。

このあたりでは、タマムシの一種ウバタマムシはよく見かけます。ウバタマムシもなかなか格好のいい虫ですが、ウバタマムシだけではあまりにも寂しいです。やはり、タマムシがいなくてはね。

画像

電柱の上のタマムシ(9/1)

画像をクリックして拡大してみて下さい



画像

ウバタマムシ (5/26)



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
お近くで 生きたタマムシを撮影できて本当によかったですね!
私も生きているタマムシはまだ見たことがありません。
ふだんは高いところを飛んでいて産卵の時に下に降りてくるとか。
7世紀前半に作られたとされる玉虫厨子、残念ながらこれも実物を見ていません。
2002年、ベルギー、ブリュッセルにある宮殿ではJan Fabure(ファーブルのひ孫さん)によって160万匹のタマムシの翅を用いた"Heaven of delight"が制作されたそうですね。
私はたった1匹でいいから生きたヤマトタマムシが庭で見られたら大満足なのですが........。

夕菅
2016/09/10 16:25
夕菅さん、コメントありがとうございました。
多分そうだろうと思われる虫を何度か見たことがあるのですが、かなり高いところを飛ぶので、確認できませんでした。とりあえず、生存の証拠が得られてよかったです。
ずっと以前のことですが、つかまえたことは何度かあります。胸と腹部の翅のつけねがちょっとあいていて、その部分に手のひらの皮を挟まれたことがあり、痛かったことを思い出します。
タマムシの翅を使った装飾品は非常に美しいと想像できますが、犠牲になった大量の虫たちは、気の毒な気もします。
エフ・エム
2016/09/10 22:59
玉虫の光沢、玉虫厨子にも使われ、宝石にも匹敵するんですね
数が少なくなってきてるのは残念なことです
ウバタマムシには悪いですが、あの光沢が無いのが・・・
でもウバタマムシも東京では絶滅危惧となってるとか
両種共なんとか残ってほしいものです
T&M
2016/09/12 12:37
T&Mさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
玉虫厨子を作るのに、少なくとも4540匹余りの玉虫が使われたことになるのですが、その頃はたくさんいたのでしょうか。それでも、榎など高木の梢などを飛ぶのですが、どんな道具で採ったのでしょうか。厨子よりその道具が見たいです。
確かに、ウバタマムシでは装飾品には使えませんね。
エフ・エム
2016/09/12 19:37

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