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目立たない湿地の植物、ハリイ
目立たない湿地の植物、ハリイ 見過ごしてしまいそうな湿地の植物、ハリイ (Eleocharis conjesta D. Don) です。でも、葉が見当たらず、一株から多数の茎が叢生していて、茎の先端に小穂を一つづつ付けている姿を見ると、おもしろい植物だなと思います。 ハリイは、かたちも名前からもイグサ科の植物みたいですが、またしてもカヤツリグサ科です。ただし茎が細すぎ、しかも円筒形なのて、カヤツリの遊びは難しいでしょう。アジアの温帯から熱帯に分布する植物です。駆除対象の水田雑草でもあります。 ...続きを見る

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2008/07/03 20:45
赤いユリがこんなところに
赤いユリがこんなところに またまた、よく分からない。こんなところに赤いユリです。場所は頻繁に車が通る田舎の道路脇。クズやセイタカアワダチソウが生い茂る中で花を咲かせていました。スカシユリのように思えますが、ご存知の方は教えてください。 ...続きを見る

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2008/07/02 21:30
ウツボグサとヒメヤブラン
ウツボグサとヒメヤブラン 昨日はよく晴れたので、野原を散策しました。ウツボグサとヒメヤブランがネジバナに混じって咲いていました。どれも日当たりのよい野原が好きな小さな植物たちです。 ...続きを見る

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2008/07/01 12:05
イとサンカクイ
イとサンカクイ 雨続きで散歩は休み。写真は最近のものです。 ...続きを見る

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2008/06/30 09:56
レディーベル? こんなところに
レディーベル? こんなところに 人目につきにくい薮かげに、ドクダミと一緒に、レディーベル(ladybells; Adenophora liliifolia (L.) Besser)と思われる花を見つけました。これもまた、野外に逃げ出した園芸植物と思われますが、どういう経路でこんなところにやってきたのでしょう。今はとても元気に見えますが、生き残っていけるでしょうか。 レディーベルは、ユーラシア大陸原産のキキョウ科ツリガネニンジン属の植物です。 (最初、ladybellsを直読みで、レディベルズとしましたが、レディーベルという... ...続きを見る

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2008/06/28 18:20
真夏は間近、セイバンモロコシ
真夏は間近、セイバンモロコシ 春から初夏にかけて、猛烈に繁茂していたイネ科雑草、イヌムギ、ネズミムギ、オニウシノケグサやカモジグサは、大量の穀粒をばらまいて、終りに近づきました。それらに代って、セイバンモロコシ (Sorghum halpense Pers.) の登場です。気のはやい個体は、ひとときの梅雨の晴間に、早くも花粉を飛ばしはじめました。もう真夏も間近です。 セイバンモロコシはアフリカ原産のイネ科モロコシ属の多年生植物で、本州へは戦後の帰化植物。畑の強力な雑草であり、また若い葉には青酸が含まれていて、家畜が食べると... ...続きを見る

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2008/06/27 18:32
咲き始めたオカトラノオ
咲き始めたオカトラノオ 昨日も今日も雨続きで、無論散歩はしません。 写真は、数日前、散歩中によく立寄る自然公園で撮ったオカトラノオ。公園管理の方々によって保護されているものです。 オカトラノオ (Lysimachia clethroides Duly)は、アジア温帯・亜熱帯に原生するサクラソウ科の多年草です。山野に普通の植物で、私の散歩道にも野生しています。大抵はいろいろな雑草に囲まれているので、さほどきれいと思ったことはないのですが、、よく管理された公園のオカトラノオをみて、こんなにきれいな花だったのだと改めて認... ...続きを見る

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2008/06/22 23:37
コワすぎるアメリカオニアザミ
コワすぎるアメリカオニアザミ アザミといえば、懐かしい歌謡曲「あざみの歌」に、心の花園に咲く花と歌われるように、美しく優しい花と思われています。でも、アザミという植物は、単純に美しい花をつけるだけでなく、闘争的な性格を秘めた植物のように思います。アメリカオニアザミ (Cirsium vulgare Tenore) は、アザミ類のもつこの反面を極端なかたちで具現化しているアザミだと思います。学名の vulgare は「普通の」という意味。こんなのが日本でも普通になったら困ります。 アメリカオニアザミは、その名に矛盾して、ヨー... ...続きを見る

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2008/06/18 08:30
こんなところに、ミクリとヤガミスゲ
こんなところに、ミクリとヤガミスゲ 住宅団地に沿った水路の中に、ミクリ (Sparganium erectum L.) をみつけました。水は澱んでいて、あまりきれいではなさそうです。私の行動範囲では、まだ、ここ以外に見ていません。準絶滅危惧種ですからそっとしておいてほしいものです。それにしても、こんな場所が好きなのでしょうか。ミクリはミクリ科の多年草です。 ...続きを見る

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2008/06/10 17:19
野外に逃げ出した園芸植物たち(2):ハクチョウソウ、ヒルザキツキミソウ、ツルニチニチソウ
野外に逃げ出した園芸植物たち(2):ハクチョウソウ、ヒルザキツキミソウ、ツルニチニチソウ 今、日本に持ち込まれた多くの園芸植物が野生化して、野外で帰化植物として栄えています。しかし、比較的近い過去に、野外にのがれ出たと思われる園芸植物は、競争相手の多い自然環境の中で、ちょっととまどっているようにも見えます。前にも、そんな植物たちについて述べましたが、ここでも3種を紹介しましょう。 ...続きを見る

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2008/06/09 21:45
水田をバックに;イヌガラシ、スカシタゴボウ、ヒエガエリ
水田をバックに;イヌガラシ、スカシタゴボウ、ヒエガエリ 水田に早苗が植えられ、水が満々とたたえられています。田のへりを歩くと、カエルがぽっちゃん、ぽっちゃんと水に跳び込みます。水田をバックに雑草3種、イヌガラシ、スカシタゴボウ、ヒエガエリを写真に撮ってみました。 ...続きを見る

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2008/06/08 09:08
鉢で育てたグンバイナズナ
鉢で育てたグンバイナズナ グンバイナズナはたくさん生えているのでしょうか。このあたりではめったに見つかりません。昨年、麦畑のへりにグンバイナズナを見つけました。その種子をあつめて、鉢で育ててみました。グンバイナズナと同居しているのは「金のなる木」です。かなり貧弱なグンバイナズナですが、一応、写真を撮るまでに成長しました。 グンバイナズナ (Thlaspi arvense L.)はヨーロッパ原産のアブラナ科植物で、古参の帰化植物てす。 ...続きを見る

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2008/06/06 22:24
きれいな雑草たち: コヒルガオ、キキョウソウ、ヒメジョオン、スズメノチャヒキ
きれいな雑草たち: コヒルガオ、キキョウソウ、ヒメジョオン、スズメノチャヒキ どこにでも見られる雑草たちですが、よく見ると意外にきれいです。そして、とても個性的。雑草たちの美のコンテスト、どれに一票投じますか。 ...続きを見る

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2008/06/05 18:38
可愛いい帰化植物、ニワゼキショウ
可愛いい帰化植物、ニワゼキショウ 一口に帰化植物といっても、オオブタクサみたいに恐ろしげなものや、ワルナスビみたいにいかにもワルそうなやつや、オオオナモミみたいな悪質なひっつきむしや、オオキンケイギクみたいに美しいのに増えすぎて不安を感じさせるものなど、いろいろありますが、群生しても大して邪魔にならず、小さくて、可愛くて、人に好かれる植物もあります。ニワゼキショウもその一つです。もっとも、庭の芝生に入りこむと駆除しにくいので、なかには毛嫌いする人もいるかも知れませんが。 ニワゼキショウ (Sisyrinchium atlant... ...続きを見る

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2008/06/03 17:02
ブタナが原
ブタナが原 ブタナ(Hypochoeris radicata L.)はヨーロッパ原産の帰化植物ですが、この数年、目立って増えているように思います。わが家の近所には、下の写真のような風景のところがあります。これもまた、今まで見なかった風景です。きれいといえば、確かにきれいなのですが、なんとなく違和感があるのです。ブタナについてはホームページにも、つまらないことを書いておきました。 ...続きを見る

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2008/06/02 23:07
ミゾコウジュとハナヤエムグラ
ミゾコウジュとハナヤエムグラ かつては田のあぜなどにごく普通に見られたシソ科植物のミゾコウジュ (Salvia plebeia R. Br.) は、今では準絶滅危惧種になってしまいました。多分、除草剤に弱いのでしょう。このあたりでは、この数年間に二度しか見ていませんでしたが、今日、久しぶりに見ることができました。なんと、ヨシの茂みの中に逃げ込んでいたのです。ここなら、田のあぜよりも安全でしょう。そっとしておきたいものです。 ...続きを見る

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2008/06/01 21:16
ユニークな穂、カナリークサヨシ
ユニークな穂、カナリークサヨシ 数日前、散歩道でイネ科植物のカナリークサヨシ (Phalaris canariensis L.) と出会いました。丁度開花して葯を露出させていました。穂がとてもきれいなので、茎を一本抜いて持ち帰り、接写してみました。この植物は江戸時代の末に渡来してカナリヤの餌にされたそうです。ヨーロッパに原産する植物で、タイプ産地はカナリー諸島(長田武正 日本イネ科図譜 平凡社)。鳥じゃなくて、カナリー諸島に因んだ名なのでしょう。まぎらわしい。 ...続きを見る

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2008/05/30 18:10
モミジイチゴの実
モミジイチゴの実 今日は朝から雨、2、3日続いた暑さから一転して、肌寒い日になりました。 先日、散歩の途中で、3月31日のブログに載せたモミジイチゴに出会いましたので、その写真を載せましょう。モミジイチゴの木は、散歩道にたくさん見かけるのですが、なぜか実をつけていないものが多いです。それに、春に出たあの芸術的な葉が、虫に食われたり、病気になったり、きたなくなっています。でもブログに出したモミジイチゴはまだ比較的きれいで、熟した実がついていました。独特の橙黄色はなかなかきれいです。数はあまり多くありませんでしたが... ...続きを見る

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2008/05/29 18:17
ハルジオンだってきれいです
ハルジオンだってきれいです ハルジオンはあまりにもたくさん見かけるので、かえって植物愛好家の目を引かないかもしれません。でもよく見ると、筒状花をとりまく舌状花は、他のキク科植物の花には見られない繊細な美しさがあります。ハルジオンの舌状花の色は、大抵は白か、淡い桃色です。しかし、たまに濃い桃色の花をつける個体が見つかります。これはとてもきれいです。ありふれた植物の中に、こんなバリエーションを見つけるのも、道草の楽しみです。 ...続きを見る

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2008/05/23 22:43
どう見てもウキヤガラ
どう見てもウキヤガラ 水に浸かって沼のようになっている湿地にウキヤガラ (Scirpus fluviatilis (Torr.) A. Gray) と思われる植物の群落を見つけました。水浸しの場所なので、とても群落の中に入って行けませんが、一本が足場のよいところ近くに生えていましたので、体勢を崩しながらも、写真を撮ることができました。ウキヤガラの開花は図鑑によると7−10月となっています。しかしこの時期に、この植物の小穂には雄しべらしきものが見える、すなわち開花しているように見えます。写真からの推定なのではっきりした... ...続きを見る

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2008/05/21 23:54
都立浅間山公園のムサシノキスゲ
都立浅間山公園のムサシノキスゲ 昨日、府中市にある浅間山公園にムサシノキスゲ (Hemerocallis middendorffi Trautv. et Mey. var. musashiensis Hiyama) を見に行ってきました。浅間山公園は多摩霊園近くの標高80メートルほどの、高木や灌木に覆われた小さな山です。ムサシノキスゲの唯一の自生地だそうです。公園の入口付近には、ムサシノキスゲはニッコウキスゲの変種で、低所の乾地におりた型であることが書かれています。まことに不思議なキスゲです。 ニッコウキスゲとは違い、ムサシ... ...続きを見る

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2008/05/19 20:06
水辺のアゼナルコ
水辺のアゼナルコ アゼナルコ (Carex dimorpholepis Steud.) は、普通に見られるのスゲの仲間で、本州、四国、九州に分布しています。この辺でも毎年水辺に多く見かけます。小穂はしなやかな柄がついていて、ぶらりと下がっているのがユーモラスに見えます。上部の小穂は、上半分(細く見える部分)が雄花、先の半分が雌花、ほかの小穂はすべて雌花をつけています。 ...続きを見る

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2008/05/17 22:02
ツバナの土手
ツバナの土手 ツバナという草はこどもの頃から知っていました。ツバナの生える岡や土手の風景は、なつかしい心の風景です。 心の風景は再現できませんが、とりあえず、ツバナの咲く土手を見つけましたので、カメラに収めました。 ...続きを見る

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2008/05/16 20:52
ノアザミが咲き始めた
ノアザミが咲き始めた 土手のノアザミが咲き始めました。虫たちは大喜びです。 ...続きを見る

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2008/05/15 21:58
ヒレハリソウの花
ヒレハリソウの花 昭和40年代だったでしょうか、コンフリーの葉にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていることが宣伝され、健康食品としてブームが起こったことを憶えています。しかし、この植物には毒素であるアルカロイドが含まれ、コンフリーを食べ続けると肝障害を起こす可能性が指摘され、平成16年に厚生労働省は、3種のコンフリー(普通のコンフリー、ブリックリーコンフリーおよびロシアンコンフリー)とこれを含む食品の販売の禁止令を出しました。ビタミンやミネラルはほかの野菜でとることにして、コンフリーは食べない方がいいでしょう。... ...続きを見る

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2008/05/14 22:02
野外に逃げ出した園芸植物たち
野外に逃げ出した園芸植物たち 今日は一日雨。もちろん散歩する気にはなれません。 この春に出会った野外に自生する園芸植物の写真を載せます。 ...続きを見る

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2008/05/13 21:06
もとは牧草:カモガヤとネズミムギ
もとは牧草:カモガヤとネズミムギ 雨があがりましたが、肌寒い一日でした。この季節に散歩しますと、穂を出し、開花しつつあるいろいろなイネ科植物が目につきます。さらに、もと牧草たちが多いのにも気付きます。もと牧草たちは、もはや牛や馬に喰われる心配もないので、気ままにふるまっているようです。 カモガヤ (Dactylis glomerata L.) は牧草名がオーチャードグラス。優秀な牧草で広く栽培されています。ただし、カモガヤの花粉は花粉症の原因になります。スギ花粉に劣らず、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみを引き起します。カモ... ...続きを見る

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2008/05/12 21:05
セイタカアワダチソウの中のハルジオン
セイタカアワダチソウの中のハルジオン ずいぶん早い話ですが、セイタカアワダチソウ (Solidago altissima L.)が晩秋の開花に向けて、がっしりと成長しつつあります。ここは、セイタカアワダチソウの大きな群落です。セイタカアワダチソウは、他の植物に対するアレロパシー(他感作用 allelopathy)を示します。アレロパシーとは、他種の生物に何らかの影響を与える現象を言いますが、セイタカアワダチソウの場合は、根から他の植物の種子の発芽を抑制する物質を土壌の中に放出するのです。そのため、多くの植物は、種子の発芽が抑えられま... ...続きを見る

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2008/05/11 20:33
帰ってきたヒメフウロ
帰ってきたヒメフウロ 2006年の初夏の頃、わが家の濡れ縁の下にヒメフウロ (Geranium robertianum L.)らしい植物を見つけました。ところが、「ヒメフウロは滋賀、愛知、三重各県と四国の石灰岩山地だけに見られる」(原寛 朝日百科「世界の植物」)などと書かれています。そんなところから、家の庭に種子が飛んでくるはずはないので、栽培されているものだろうとは思っていました。昨年は、こぼれ種から同じ場所に生えてくるだろうと期待していたのですが、まったく生えず、残念だったので、そのことをホームページに書きました... ...続きを見る

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2008/05/10 17:06
野原の黄色い花たち
野原の黄色い花たち 春から初夏にかけて、野には黄色い花が咲き競います。黄色い花はとても明るく、あたたかい感じがします。今咲いているいくつかの黄色い花を挙げてみました。 キンポウゲ科の代表はウマノアシガタ (Ranunculus japonicus Thunb.)、一名キンポウゲです。少し木陰になる場所にたくさん咲いていました。花は黄金色で、とてもきれいです。アジア温帯に分布しています。 バラ科は、ミツバツチグリ (Potentilla freyniana Bornm.) とオヘビイチゴ (Potentilla ... ...続きを見る

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2008/05/09 22:01
増えてます、コバンソウとアメリカフウロ
増えてます、コバンソウとアメリカフウロ 交通の激しい道路のわきなどに、コバンソウやアメリカフウロが、格段と増えた気がします。両種とも、ナガミヒナゲシとは違って目立たない植物ですので、そのつもりで見ないと気がつかないかも知れませんが、静かに、しかし、しっかりと勢力を拡大しているようです。「道路わき」は、いろいろな帰化植物の勢力争いのモデル地区です。 コバンソウ (Briza maxima L.)はヨーロッパ原産のイネ科植物で、一年草。明治年間に輸入され栽培されたものが逃げ出して帰化植物になり、それが海岸砂地に大群落をつくるようになった... ...続きを見る

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2008/05/08 21:28
日本の新しい風景? ナガミヒナゲシの野原
日本の新しい風景? ナガミヒナゲシの野原 ナガミヒナゲシ (Papaver dubium L.) については、すでにホームページで述べましたが、ほんとうにその増え方に驚かされます。驚いているのは今のうちで、やがて、秋のセイタカアワダチソウみたいに、春のナガミノヒナゲシの風景にも、われわれは慣らされてしまうかもしれません。でも、ナガミヒナゲシのある野原、意外にも、不思議な美しさです。野原に点々とともる灯りみたいです。 ...続きを見る

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2008/05/04 17:41
キュウリグサを忘れないで
キュウリグサを忘れないで キュウリグサは、春の道ばたにごく普通の植物ですが、花はとても小さく目立たないので、人はあまり気にしないと思います。畑作などに特に有害な雑草でもなさそうですし、ほとんど無視されているように思います。葉を指先でもむと、キュウリに似たにおいがしますから、キュウリが嫌いな人は、この草も毛嫌いするかもしれませんが。 しかし、そんな植物ですが、その小さな花をルーペで覘くと、あれっと思います。淡い色ですが、くっきりとした輪郭をもつ美しい花だから。こんなことを知ってか、キュウリグサをワスレナグサとよぶ人がいる... ...続きを見る

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2008/05/03 20:34
キンランとギンラン
キンランとギンラン 年々数が減っているので、おそるおそる林の中を覘いて見たら、今年も両種揃って咲いていたので一安心。今晩は乾杯かな。 キンラン (Cephalanthera falcata (Thunb.) Blume) は本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布し、ギンラン (Cephalanthera erecta (Thunb.) Blume) は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布するラン科植物。キンランの方は、絶滅危惧種(II類)です。 ...続きを見る

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2008/05/02 17:12
イヌスギナの胞子穂
イヌスギナの胞子穂 このあたりでは、道ばたや田の畦に、イヌスギナ (Equisetum palustre L.) が群生しています。スギナによく似ていますが、スギナより大柄です。スギナは、なよなよしていますが、イヌスギナはがっちりした体格です。今の季節、イヌスギナの胞子穂が見られます。スギナでは、春先に胞子茎、すなわちツクシをつくって、その先端に胞子穂をつけますが、イヌスギナはツクシをつくらず、栄養茎の先端に胞子穂をつけるのです。しかし、胞子穂をつけている茎の上部は、なんとなくツクシに似ていますね。スギナはわざわざ... ...続きを見る

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2008/04/28 19:16
ほんのり紅いサギゴケ
ほんのり紅いサギゴケ サギゴケという名は、本来、純白の花をつけるサギゴケに対して付けられたものだそうです。でも、この白花のサギゴケは、ムラサキサギゴケ(4月3日のブログ参照)と比べると、ずっと少ないらしく、守谷では見たことがありません。 昨日、ムラサキサギゴケの群生を眺めていたところ、その中に、ほんのり紅い花が群がって咲いているのを見つけました。純白ではありませんので、サギゴケではなく、ムラサキサギゴケの突然変異によって生じた花と思われます。その姿は、ほろ酔いのサギゴケといった風情でした。 ...続きを見る

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2008/04/27 09:10
少なくなったミミナグサ
少なくなったミミナグサ 近頃、ミミナグサがめっきり少なくなったと思いませんか。オランダミミナグサの勢いに押されて、急速に数を減らしているような気がします。私の散歩道に、2〜3年前まで、ミミナグサがたくさん生えていた場所があります。昨日そこを歩いていましたら、オランダミミナグサばかりで、ミミナグサが見つからないのです。ひょっと道路脇の排水溝を覘いてみましたら、そこにミミナグサが逃げ込んでいました。ミミナグサは、ほとんど見向きもされない雑草だったのに、少なくなった今は、これからどうなるか、注目せねばならない植物になりました... ...続きを見る

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2008/04/26 17:01
白花のノゲシ
白花のノゲシ ノゲシ (Sonchus oleraceus L.)は、ヨーロッパ、アフリカ、アジア原産の植物ですが、今は世界中に広がっている雑草とか。ノゲシの花の色は黄色なのですが、近くの公園で白花をつけた、ノゲシと思われる植物を見つけました。どう見てもノゲシです。公園の近所の路上にも白花のものが一株ありました。だからおそらく、このあたりに去年も生えていたのでしょう。インターネットで調べますと、白花のノゲシについて、いろいろ書かれていますので、大してめずらしいものではなさそうです。 ...続きを見る

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2008/04/22 17:21
田島が原のサクラソウと花いろいろ
田島が原のサクラソウと花いろいろ 昨日、田島が原(さいたま市)にサクラソウを見に行きました。田島が原は、JR武蔵野線の西浦和駅に近い荒川の河畔に広がる緑地です。サクラソウの群生を見るのには、時期が遅すぎたかな。サクラソウ以外の草が茂って、緑の草原のところどころにサクラソウ色が点在するという景色でした。国指定の天然記念物サクラソウの自生地ですので、当然草原の中には入れませんが、歩道の近くに咲いているサクラソウの姿をカメラに収めることができました。さすがにサクラソウ、気品に満ちた美しさです。サクラソウのほかの花は、ノウルシ、ヒキノカ... ...続きを見る

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2008/04/20 23:19
白花のヒメオドリコソウ
白花のヒメオドリコソウ 近頃はあまりめずらしいものではないようですが、ヒメオドリコソウ (Lamium purpureum L.)の白花品種シロバナヒメオドリコソウ(Lamium purpureum L. f. albiflorum Goiran) と思われる植物を初めて見ました。家のすぐ近くの道ばたにヒメオドリコソウとともに生えていました。花が純白で、葉が赤みを帯びていないこと以外は、ヒメオドリコソウと全く同じに見えました。多分、ヒメオドリコソウのアントシアニン合成に関与する遺伝子の突然変異体に由来する品種と思われま... ...続きを見る

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2008/04/17 16:52
野原のスミレ2種:ツボスミレとアリアケスミレ
野原のスミレ2種:ツボスミレとアリアケスミレ ツボスミレ (Viola verecunda A. Gray)とアリアケスミレ (Viola betonicifolia Smith var. albescens (Nakai) F. Maekawa et Hashimoto) が少し湿った野原にたくさん咲いていました。 ツボスミレの花は小さく、群れて咲く姿は可愛らしく見えます。ツボスミレは、一名ニョイスミレと言います。牧野博士によれば、ツボスミレは本来タチツボスミレのことだそうです。ツボが坪(庭)の意とすれば、確かにタチツボスミレの方がツボ... ...続きを見る

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2008/04/16 21:29
野原のビオラ・ソロリア(アメリカスミレサイシン)
野原のビオラ・ソロリア(アメリカスミレサイシン) 変なスミレを野原で見つけました。最初に見つけたのは、一番上の写真のものです。正体が分かりませんでしたので、花の掲示板に尋ね花をして見たところ、早速回答をいただき、初めて、これが北米原産のビオラ・ソロリア (Viola sororia Willd.) の一品種プリケアナ (V. sororia 'Priceana') であることを知りました。その後野原を歩き回っていると、ビオラ・ソロリアと思われるいくつかの変わった花が見つかりました。二番目と三番目の写真のものは、ビオラ・ソロリアそのものと思われま... ...続きを見る

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2008/04/15 18:58
ノウルシの風景
ノウルシの風景 疎林の中に広がるノウルシの群れ。四月のやわらかい光の中で、まばゆいばかりの黄色い花が咲きそろっていました。ノウルシは絶滅危惧種(II類)です。ノウルシが群生する場所は次第に失われて行きますが、守谷にはまだ残っていることは、嬉しいことです。土地の転用など考えず、このままの自然を残して行って欲しいものです。 ノウルシ (Euphorbia adenochloa Morr. et Decne) はトウダイグサ科トウダイグサ属の植物です。トウダイグサ属の植物に共通に見られるように、黄色く目立つ総苞葉の... ...続きを見る

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2008/04/13 11:47
ひっそりとヒゴスミレ
ひっそりとヒゴスミレ もう随分昔になりますが、ヒゴスミレを庭で育てたことがあります。古いことでよく憶えていませんが、多分園芸店から買ってきた苗だったと思います。花は確かによく咲いていましたが、いつ絶えてしまったのかも憶えていません。でもこの植物の独特な葉のかたちや、ひそやかに咲く花の風情は脳裏に残っていました。先日、散歩しながらよく立寄る自然公園で、ヒゴスミレに出会いました。しかし、守谷の植物調査目録(守谷の自然誌 2000)にはヒゴスミレの記載がありません。このヒゴスミレも自生のものでなく、人為的に植えられ、管理さ... ...続きを見る

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2008/04/10 17:45
都立赤塚公園のニリンソウ
都立赤塚公園のニリンソウ 赤塚公園のニリンソウ (Anemone flaccida Fr. Schm.)が見頃だと聞きましたので、昨日行ってみました。ニリンソウの自生地まで最寄の高島平駅(地下鉄都営三田線)から徒歩で20分あまり、武蔵野の面影が色濃く残る公園の一画に、見事な群落がありました。武蔵野では、ニリンソウなどあたりまえの植物だったのかも知れませんが、いまでは通常、郊外に行かなければ見られません。都内にありながら、こんな自生地が保護され、ニリンソウが咲きほこっているのを見て、とても嬉しくなりました。ニリンソウの群生... ...続きを見る

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2008/04/06 17:23
タチツボスミレの花がいっぱい
タチツボスミレの花がいっぱい タチツボスミレ (Viola grypocera A. Gray) も、今が花の盛りです。タチツボスミレは日当たりよいの野原や道ばたにも見られますが、木陰に生えているものの方が、花は生き生きとしているように見えます。今日の散歩では、タチツボスミレの群生に出会い、しばし見とれておりました。タチツボスミレは、日本では北海道から沖縄本島までと、朝鮮半島の島々の一部、および台湾の高地に見られるそうです (橋本保 朝日百科「世界の植物」)。日本ではあまりにも普通の種なのに、他の国ではほとんど見られないこと... ...続きを見る

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2008/04/04 20:43
草はらの小さな紫:ムラサキサギゴケ
草はらの小さな紫:ムラサキサギゴケ 守谷でも、ソメイヨシノが満開に近づいています。ブログ「道草の時間」を続けていると、桜の満開の時期にどんな花が咲いているか、よく認識できます。少し湿った草はらの中を歩いていたら、地面を覆い始めた雑草の中に、ムラサキサギゴケ (Mazus miquelii Makino) の花を見つけました。花期は4〜5月ですので、これからもっとたくさん咲くでしょう。ムラサキサギゴケは、本州、四国、九州と中国中部に分布しているそうです。サギゴケ属の植物は、通常ゴマノハグサ科に分類されていますが、アメリカ農務省 (U... ...続きを見る

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2008/04/03 17:46
あちこちにノジスミレの花
あちこちにノジスミレの花 ノジスミレ(Viola yedoensis Makino)の花は、3月中頃に早くも見られました。今はノジスミレにとって程よい季節でしょうか、まだ短い雑草がひしめく草はらの中に、紫の小さな花が点々と咲いていました。毎春出会うのが楽しみな植物です。ノジスミレは、少し遅れて咲き出すスミレ (Viola mandshurica W. Becker) によく似ていますが、全体に細毛があることや、葉柄の翼がスミレほど目立たないことから区別できます。牧野博士がつけた種名ビオラ・エドエンシス (江戸のすみれ)は... ...続きを見る

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2008/04/02 21:30
庭のシュンラン
庭のシュンラン 庭に一株だけあるシュンラン (Cymbidium goeringlii Rech. f.)に、今年もまたたくさんの花がつきました。特に変わったところのない、多分野生のものと同じものと思います。昨年もホームページに書きましたが、毎春、この花を見るのが楽しみで、まだ寒いうちからこの花の咲くのを待っています。シュンランは日本原産とあり (前川文男 朝日百科「世界の植物」、また、日本、朝鮮、中国東部に分布するとも書かれています(北村四郎選集III 保育社)。いずれにしても、日本の古来からあることも親しみ... ...続きを見る

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2008/03/21 22:57
ツクシ便り
ツクシ便り このところ、4月中旬並みの暖かさが続いていますので、ツクシがそろそろ顔をだしているかと思い、探してみましたところ、いくつか見つかりました。しかしまだ、大部分は地中にあるようです。1週間位して、もう一度来れば、佃煮にできる位採れるかもしれません。昨年もホームページの中で書きましたように、ツクシ自体はスギナの一部で胞子茎とよばれるものです。写真のツクシの穂先(胞子嚢穂)には、早くも、穂の亀裂から緑色の胞子が見えています。胞子は飛散して、どこかの地面に落ちて発芽し、雌雄の配偶体をつくります。配偶体は通... ...続きを見る

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2008/03/17 11:30
フラサバソウと再会
近所を歩いていたら、道ばたにフラサバソウ (Veronica hederaefolia L.)を見つけました。この植物はこの辺りでは、2005年以来見ていませんでした(「道草の時間ー2007年早春」)。しかし今日見つけた場所には群れて咲いていましたので、これから増えてゆくような気がします。フラサバソウは、オオイヌノフグリや、絶滅危惧種になってしまったイヌノフグリによく似ていますが、葉のかたちや、がくのへりに長い毛があるので区別できます。江戸時代にオランダから入ってきて、長崎を中心に広まったけれど... ...続きを見る

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2008/03/12 16:19
筑波実験植物園の花(1)
道草の時間を楽しむには野生のままの植物を見て歩くのが一番だけれども、その地域にない植物を見たくなることもあります。それらの生育地にまで行ってみることはいろいろと大変です。しかし、植物園に行けば、普段見ることのできない植物を見ることができます。とてもありがたいことです。筑波実験植物園は、国立科学博物館所属のすばらしい植物園です。そろそろ春の花を見ることができるのではないかと、昨日ここを訪れました。しかしまだ、ほとんどの草も木も、まだ眠りから覚めやらず、沢山の名札も、担当の植物が目覚めるのをじっと待... ...続きを見る

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2008/03/10 16:28

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