季節の小さな野の花たち
今年も風薫る5月に入りました。ここはヒバリが囀る野原です。若いヨシのシュートの間を湿地好きな植物の花々が埋めています。どれも毎年この季節におなじみの小さな花たちです。こんな場所で、かれらを眺めつつ、ゆっくりと道草の時間を過ごすのもいいものです。
ヒバリに別れを告げて(ヒバリはピーチクピーチク大騒ぎ)、ぶらぶらと散歩を続けます。大きなニガイチゴの藪を覗く。


オヘビイチゴの花がいっぱい
オヘビイチゴ (Potentilla Kleiniana Wight et Arnott)
葉は上部のものを除いて掌状5小葉なのでヘビイチゴなどと区別できる
ムラサキサギゴケ (Mazus miquelii Mk.) の群れ
アリアケスミレ
(Viola betonicifolia Smith var. albescens (Nakai) F. Maekawa et Hashimoto)
ツボスミレ(ニョイスミレ)
(Viola verecunda A. Gray)
ノヂシャ (Valerianella olitoria (L.) Poll.)
ヒバリに別れを告げて(ヒバリはピーチクピーチク大騒ぎ)、ぶらぶらと散歩を続けます。大きなニガイチゴの藪を覗く。
ニガイチゴ (Rubus microphyllus L. f.)
水辺のハルジオン (Erigeron philadelphicus L.)


この記事へのコメント
小さな花もいっぱい。
オヘビイチゴ?みんなヘビイチゴかと思っていました。
こういう黄色い花は頭を悩ませてくれます^^
ミツバツチグリとキジムシロと・・・
未だに良くわかりません。
ツボスミレの花はちょっと控えめですね。今日見ました!
ヘビイチゴに似た黄色い花のイチゴはややこしくて困ります。もっとも、白い花の木イチゴの仲間にも悩まされます。一年後には、これなんだったっけという始末です。
ツボスミレは確かにスミレの中では控えめ中の控えめですね。
見て下さってうれしく思います。
そんな光景に出会うと、いわゆるガーデニングが疑問に思えてきます。
けれどもヘビイチゴがきれいだといって一度庭で保護すると、次の年からは後悔しきり、今も苦労しています(笑)。
オヘビイチゴはキジムシロ属、ヘビイチゴはヘビイチゴ属なんですね。初めて検索しました。
この時期場所によっては、全面を敷き詰めるように咲いているところもありますね。
ひばりが鳴きながら天空に向かっていますか?
麦畑などもあったりするのですか?
懐かしい風景です。
そう、やはり野に置け!ですね。
我が家の庭に蔓延られると取り除くのに大変な思いをしますけど(@^^)/~~~
やっぱり野原で見せてもらおうっと!
見て下さってうれしく思います。
野の花は野の花らしい素朴さ、美しさがありますね。でも花を適材適所配置して四季をかたどるガーデニングはやはり芸術の一種だと思います。ガーデンを造る人の個性や好みが表れることがおもしろいです。夕菅さんのガーデン、想像しつつブログを拝見しています。
見て下さってうれしく思います。
ムラサキサギゴケは湿った場所によく見られますね。これと似た白花のものは、単にサギゴケといいます。そちらには白花のものはありますか。
私の在住地は水田が多いですが、畑作もしています。麦畑もあります。交通が便利になって、ほとんど東京の郊外といってもいい所ですが、昔々平将門が活躍した地で、京都郊外の雰囲気とは大分違います。
やはり野に置けとはよく言ったものですね。野に置けばたしかにきれいですが、庭に居座られると困るものも多いです。
逆に、スミレはどうもわが家の庭は合わないらしく、植えておいても数年でいなくなってしまいます。居座ってもらいたいですが。でもやはりスミレも野に咲いている方が風情がありますね。
見て下さってうれしく思います。
見て下さってうれしく思います。
小さな野の花もひっそりと咲き誇っていますね。
私も里山を歩き野の花を見てきました。
ムラサキサギゴケやサギゴケ レンゲやキツネノボタンなど見慣れた花も群生していると綺麗ですね。
春の野の花が咲いていますね。
今は野原が少なくなって、群生している様子を見るのが
少なくなってしまいました。
ツボスミレだったのですね。希望の森公園で咲いていたのですが、名前がわかりませんでした。
お陰さまで、知る事ができました。
これだけ群れていると見事ですね。
こちらではノヂシャの花が毎朝通る道端に群生しています。
ムラサキサキゴケはまだですが・・・
まばゆいばかりの新緑の季節、爽やかな風。
これからがますます楽しみな季節です。
失礼いたしました。
そしてその花たちのことが気になります。そういう野の花たちはたいてい群れていて 寂しそうではないはずなのに・・・ ひとつひとつの花が寂しそうに見えます。
それは小さい花ということで 私が勝手に思い込んでいるだけでしょうね。
見て下さってうれしく思います。
毎年この時期に咲くおなじみな花ばかりですが、また新鮮で、かつ懐かしい感じの花たちです。
里山歩きの楽しみは、季節を感じつつ、常連の花たちに会うことだと思います。
都市近郊は開発が進み、一般に里山らしいところが少なくなりましたね。逆に公園はよく整備されていますが。
ツボスミレが咲いておりましたか。このスミレは湿地が好きな地味なスミレですね。牧野博士は、ツボスミレという名は本来タチツボスミレのこととし、このスミレにはニョイスミレの名を与えています。それにしたがってニョイスミレとよぶ人が多いですが、標準和名はツボスミレになっているようです。ややこしくて困ります。
こちらも今ノヂシャの花が一杯です。わずかに空色なのですが、デジカメでこの色を出すのはなかなか難しいです。
さわやかな風の中、野原は若い緑の中に点々と赤、紫、黄色が混じって、目にやさしい風景です。
見て下さってうれしく思います。
小さい花たちは、よく群れていて楽しそうと思っていましたが、一つずつ見るとまた違った感じがするのでしょうね。いくら集団の中にあっても、それぞれはやはり自分で生きていかねばならない運命をもっている訳ですね。小さいほど、それを感じさせるのかも知れません。こんな小さい花の集まりにも人の感じ方はいろいろなのでしょうね。
こんな場所が、ゆったりと落ち着ける場所なのでしょうね。
5月の風が感じられるようです。
野のスミレ、初めてじっくり見ました。
種類も多いのですね。
見て下さってうれしく思います。
昨年と同じ季節に同じ野原に行くと同じ花が咲いている。とてもうれしいですが、意外に昨年とは微妙に違っているところにも気付くことがあります。今年はとくにアリアケスミレが多く、ツボスミレが少ないように見受けられました。それぞれ競争が激しいようです。
見て下さってうれしく思います。
見て下さってうれしく思います。
見て下さってうれしく思います。
見て下さってうれしく思います。
見て下さってうれしく思います。
もういつの間にか新緑の季節も過ぎ、木々の緑も一段と濃くなってきました。野草の花も今が一番多い季節ですね。大型連休も今日で終わり、現役の方々はしばらく大変ですね。ご自愛の上、ご活動下さいますように。
この季節は黄色い花が多いといいますけれど、野に出るとそれを実感します。緑とともに目にやさしい色です。まだしばらくは楽しめそうです。