マツカサススキのある風景

マツカサススキ (Scirpus mitsukurianus Makino)は、本州、四国および九州に分布するカヤツリグサ科の多年草です。 マツカサススキの名は、まつかさのように見える小穂のかたまりと、ススキみたいな、すらっとした姿によるのでしょうか。この、ちょっと変わったカヤツリグサは、私の散歩道脇の湿地によくみられます。ヨシ、イグ…
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ウワミズザクラの実

ウワミズザクラ (Prunus grayana Miq.)の枝が散歩の小径を覆い、熟した実をたくさんつけていました。ぶどうの「デラウエア」みたいな色です。つまんで食べてみたところ、甘酸っぱくて、かなり濃厚な味でした。ただし、果実酒をつくるには、遅すぎると思います。 因に、ウワミズザクラの花は4月下旬に咲きます(写真と記事はホームページ…
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新座市営墓園;キツネノカミソリが見頃

群生するキツネノカミソリ (Lycoris sanguinea Maxim.) が見られると聞き、昨日、新座市営墓園に連れて行ってもらいました。墓園の北西側の斜面の雑木林が植物の保護区になっており、ここにキツネノカミソリが自生しています。今がちょうど見頃、朱色の花が一面に広がっています。 さして広くない場所ですが、ここにもかつての武蔵…
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ヤブマオとメヤブマオ

ヤブマオ (Boehmeria longispica Steud.) とメヤブマオ (Boehmeria platanifokia Fr. et Sav.) の花が咲き始めました。両方ともごく普通にあり、比較的大きな植物にもかかわらず、一般にはあまり注目されない植物です。しかし私は、これらの植物の葉のかたちがとても味があると思います。と…
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ちょっと変わったヘクソカズラの花

今の季節は路傍にたくさんのヘクソカズラ (Paederia scandens Merr. var. mairei Hara) の花が見られます。花全体に悪臭があるので、ひどい名前がついていますが、花が可愛くて好きだという人もいるようです。花冠は筒状で5裂し、中心が暗紅色で外側が白いのが普通です。どの個体も、大抵はこういう標準的な花をつけ…
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あ、オオタカだ

昨日、散歩の途中で、1本の電柱のてっぺんに、大きな鳥がとまっているのを見つけました。大急ぎでカメラを向け、シャッターを押した直後、鳥は向こうの森の方に飛んで行ってしまいました。 家に帰って、写真を拡大して見たところ、・・・あ、オオタカだ。 電柱の上の大きな鳥 あ、オオタカだ 数日前、やはり散歩の途中で遭遇した…
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道路脇のアレチハナガサ

車の多い道路脇の草むらに、アレチハナガサ (Verbena brasiliensis Vell.)を見つけました。ヤナギハナガサ(7月20日のブログ)ほど派手ではないけれど、この植物もよく目立ちます。このあたりでは、まだそれほど数は多くないのですが、今後もっと増えてゆく可能性もあります。 さあ、ヤナギハナガサとアレチハナガサ、どちらが…
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トキワハゼだってきれいです; トキワハゼとアゼナ

トキワハゼ (Mazus japonicus (Thunb.) O. Kuntze) は、春の始めから晩秋近くまで花をつける植物で、ごく普通に見られます。よく見ると、春に花の咲くムラサキサギゴケによく似ているのですが、花が小さいのと、花色がうすいのと、普通にあるため、さっぱり話題にならない植物です。しかし、真夏の散歩も楽でないので、なに…
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林のかげのヒヨドリバナ

小道を覆う林のかげにヒヨドリバナ (Eupatorium chinense L.) が咲いていました。花はフジバカマに似ているのですが、フジバカマに先がけて、7月下旬頃から花が咲きます。暑いさなかですが、花は涼しげです。以前から疑問に思っているのですが、なぜヒヨドリバナというのでしょうか。ものの本には、ヒヨドリが鳴く頃に咲くのでヒヨドリ…
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クサギの花・クマヤナギの花

クサギ (Clerodendron trichotomum Thunb.)は小高木で、里山を構成する雑木の一つです。ちょうど花が咲きかけ、離れて見ると、豊かな緑の葉むらの中に、花のかたまりが点在して、木全体。なかなかの存在感があります。クサギの若い葉は食べられるそうですが、私には食べた記憶がありません。ひょっとすると食べさせられているか…
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牧野記念庭園を訪ねて(2)

昨日のブログの続きです。本日は、庭園で撮ったいくつかの植物の写真を載せます。 スエコザサ (Sasaella suwekoana Makino) パンフレットに、昭和2年仙台で発見され、翌年亡くなられた寿衛子夫人を偲ばれて名付けられたものとあります。アズマザサ (Arundinaria ramosa Makino) に似ており…
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牧野記念庭園を訪ねて(1)

昨日、練馬区立の牧野記念庭園に行きました。というより、今回もまた、連れて行ってもらいました。 最寄駅は西武池袋線「大泉学園」です。 ここは、牧野富太郎博士の邸宅・庭園の跡で、博士が大正15年から昭和32年、94歳で亡くなるまで住んでいたところです。この庭園は、昭和33年12月より、牧野記念庭園として一般公開されました。園内には、…
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ニガクサの花

水田に近い、湿った場所で、ニガクサ (Teucrium japonicum Houtt) を見つけました。今、花の盛り、いやむしろ、咲き乱れているという方が当っています。花はまあ、きれいな方なのですが、どうも整った感じがしません。この花のよいとこは? 野性味でしょうか。 ニガクサは、日本と朝鮮半島に見られるシソ科の多年草です。 …
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日かげの花、ハエドクソウ

道路に沿った林のふちの薄暗い場所にハエドクソウ (Phryma leptostachya L. var. asiatica Hara) の群生を見つけました。日かげの植物で、花は小さく、ちゃんとした写真を撮るのには手こずりました。何枚も撮ってやっとこんなところです。 ハエドクソウとは変な名ですが、この植物を煮出した汁をうじ殺しに利…
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チゴザサとアシカキ

水田の近くに生えるイネ科2種です。 チゴザサ (Isachne globosa O. Kuntze) は、葉が笹のように見えるので、こういう名がついたのでしょう。稚児のように小さくて、きれいなイネ科草本です。花が開くと、雌しべの羽毛状の柱頭が露出します。この柱頭は薄紫色で、たいへんきれいなのですが、写真ではさっぱり再現できず、残念…
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太陽が好き、スベリヒユ

道ばたの誰も目に止めない場所に、黄色い小さな花を精一杯開いて、真夏の太陽を謳歌しているのは、スペリヒユ (Portulaca oleracea L.) です。雨は嫌い、花が閉じてしまいます。こんな目立たない、小さな太陽の申し子に、私は一目置いています。 スベリヒユは、世界中に分布するスベリヒユ科の一年草です。 道ばたのス…
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清瀬金山緑地公園にて、ジョウロウスゲ、メリケンガヤツリ、ツルヨシ

昨日、清瀬市立、清瀬金山緑地公園に行きました。というより、連れて行ってもらいました。荒川水系柳瀬川沿いの公園です。この公園はボランティアの方々の活動のおかげで、武蔵野の自然がよく保全されている様子です。今は花が少ない季節ですが、水辺がとても面白い。ジョウロウスゲ(絶滅危惧1B類)という、めずらしいスゲを見ることができました。その他、いく…
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ヌマトラノオとセリ

今の季節、散歩道に目立つのはヌマトラノオ (Lysimachia fortunei Maxim.) です。オカトラノオ(6月22日のブログ)によく似ていますが、オカトラノオは山野に生えるのに、ヌマトラノオは、なぜずぶずぶの湿地に生えるのでしょうか。写真を撮ろうと、足もとを忘れると大変。不愉快なことになってしまいます。 こちらも典型…
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カヤツリグサ科3種:カヤツリグサ、コゴメガヤツリ、ハマスゲ

カヤツリグサの本格的なシーズンが来ました。今日は最も普通のカヤツリグサ科3種を載せます。 最初はカヤツリグサ科の本家、カヤツリグサ (Cypers microria Steud.)。単にカヤツリグサといえば、この草。草むらにたくさん生えていますから、「かやつり遊び」をするのに一番いい材料です。茎を切り取って、二人協力して両端から茎…
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オトギリソウとママコノシリヌグイ

今日は、ちょっと酷い和名のついた植物2種です。 オトギリソウ (Hypericum erectum Thunb)を散歩道で見つけました。花は丁度咲き始めたところで、新鮮な美しさです。 オトギリソウの名の由来として説明されている伝説はご存じの方が多いと思いますが、木村陽二郎氏(朝日百科「世界の植物」)の記述を引用しておきましょう。…
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