テーマ:野草

オオイヌタデのいろいろ

イヌタデは、一般にはアカマンマ、アカノママ、アカノマンマなどとよばれて、多くの人にとってなじみ深い花だと思われます。そろそろ野原のいたるところにアカノマンマの群れが目につくようになります。アカノマンマは、詩や歌にもよく読み込まれており、好感をもたれている植物です。オオイヌタデ(Polygonum lapathifolium L.)は、ア…
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ムツオレガヤツリか?ホソミキンガヤツリか? 水田のへりに増殖中

散歩道の田のへり数カ所に見慣れないカヤツリグサを見つけました。昨年はまったく気付かなかったのですが、今年はこれが群生している場所もあります。いま、相当な勢いで増殖中に見えます。これからどうなるのか、不穏な感じがします。 こういう見慣れないカヤツリグサは同定するための資料が少ないのですが、「神奈川県植物誌2001」の記載をみて、最初…
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水辺の帰化植物;ホソバヒメミソハギとヒレタゴボウ

休耕田に帰化植物のホソバヒメミソハギ (Ammannia coccinea Rottb.) とヒレタゴボウ (Ludwigia decurrens Walt.) が花を咲かせていました。前者は水の中で、後者は水辺の土手に、それぞれ群落をつくっていました。微妙ですが、双方の好みの違いが分かります。 ホソバヒメミソハギは熱帯アメリカ産…
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道ばたの小さな雑草;オオフタバムグラとザクロソウ

道ばたの空地にオオフタバムグラ (Diodia teres Walt.) の群落を見つけました。1つづつだとほとんど目立たず、見逃してしまう植物ですが、適所で増えだすと、地面を覆ってしまうようです。環境省の要注意外来生物リストにも入っている要注意人物、いや植物です。花をアップしてみるとわる者には見えないのですが。 オオフタバムグラは北…
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ツルフジバカマとハッカ

水路べりに、ツルフジバカマ (Vicia amoena Fisch.) を、田のへりにハッカ (Mentha arvensis L. var.piperascens Malinv.) を見つけました。 ツルフジバカマはなんでこのような名がついたのでしょうか。確かにつる性ですが、フジバカマとは似ても似つかないマメ科植物です。花穂や花…
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半端じゃないオオブタクサ

ブタクサは近頃めっきり少なくなりましたが、オオブタクサ (Ambrosia trifida L.) は衰える気配を見せません。とくに河原や荒れ地では、大きな群落をつくります。写真は空地に茂った巨大なオオブタクサ、3メートルを優に越える高さです。しかも、今が花ざかり。花粉はブタクサに代るアレルゲン。散歩から帰宅して、連続くしゃみがでたのは…
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チャガヤツリとアゼガヤツリ

昨夜は一晩中豪雨で、今朝車の中から水田を見たら、大方水浸しになっていました。しばらくは、田の畦の植物の観察もお預けになるかも知れません。今日もまた、数日前に撮った写真です。 チャガヤツリ (cyperus amuricus Maxim.) は、道ばた、畑地、田のあぜなどにごく普通にみられ、一見カヤツリグサ(7月24日のブログ)に似…
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アキノタムラソウとツユクサ

今日もまた、たいへん不安定な天気、朝は雨で昼頃から日が射したのはいいのですが、蒸し蒸しと不快な午後となり、散歩は取りやめでした。今日の写真も数日前の散歩時に撮ったものです。 アキノタムラソウ (Salvia japonica Thunb.) は真夏から咲き始めますが、その名からか、秋の花の印象が強いようです。しかし、この花は、今の…
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タデ科3種; オオケタデ、イタドリ、シロバナサクラタデ

久しぶりに雨があがり、朝は青空も見ることができました。散歩道でオオケタデを見つけました。大きくて美しいタデです。数日前に写したイタドリとシロバナサクラタデとともに載せます。 オオケタデ (Persicaria pilosa Kitag.) は、熱帯アジア原産で、日本では古くからの栽培種ですが、荒れ地や河原に自生しているのをよく見か…
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田のあぜで発見、ヒメムツオレガヤツリか

このところ長雨で散歩もお休みです。 数日前に珍しいカヤツリグサを田のあぜに見つけましたのでここに載せましょう。図鑑で調べたところ、北アメリカ原産の帰化植物のヒメムツオレガヤツリ (Cyperus ferruginescens Boecklr.) と推定しました。 ヒメムツオレガヤツリは、「神奈川県植物誌1988」編集に向けての調査段…
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ヒナガヤツリとイヌホタルイ

畦や水田のへりをのぞきながら歩くと、カヤツリグサの仲間によく出会います。先日載せたミゾカクシやクルマバザクロソウと同じように、水田の雑草として駆除をまのがれたカヤツリグサたちがなんとか生きのびるために見つけた場所です。今日載せるのは、ヒナガヤツリ (Cyperus flaccidus R. Br.) と イヌホタルイ (Scirpus …
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大きなカヤツリグサ発見、エゾアブラガヤか

湿地のハンノキの下に、大きくて、奇妙な穂をつけている植物を見つけました。草丈は1メートル半近くあります。一見イネ科のようですが、小穂を見たら明らかにカヤツリグサ科の植物です。茎の横断面は鈍い三角形。家に帰って、図鑑で調べたところ、このような植物は、アブラガヤかエゾアブラガヤ。小穂のかたちが球形(アブラガヤは長楕円形)であること、枝の先端…
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田の畦の小さな草たち; ミゾカクシ、クルマバザクロソウ、フタバムグラ

水田の雑草は、田植えの前に、大方駆除されてしまいますが、田の畦のへりには、そういう植物たちの一部、特に小さな植物たちが生き残って、花を咲かせます。今花をつけているそんな植物3種を写真に撮ってみました。 ミゾカクシ (Lobelia chinensis Lour.) はアゼムシロともよばれ、キキョウ科の多年草。園芸植物ロベリアと同属…
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センニンソウの花

やぶを覆うセンニンソウ を見つけました。花はまだ咲き始めです。クレマチス属の他種同様、花弁のように見えるのはがく片です。この十字形のがく片は、薄暗い薮かげにあっても、白く輝いているようです。 この植物、花は賑やかできれいなのですが、有毒です。きれいだからと摘んで、傷口から出る汁がうっかり皮膚につくと、火ぶくれのようになります。手を触れ…
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マツカサススキのある風景

マツカサススキ (Scirpus mitsukurianus Makino)は、本州、四国および九州に分布するカヤツリグサ科の多年草です。 マツカサススキの名は、まつかさのように見える小穂のかたまりと、ススキみたいな、すらっとした姿によるのでしょうか。この、ちょっと変わったカヤツリグサは、私の散歩道脇の湿地によくみられます。ヨシ、イグ…
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新座市営墓園;キツネノカミソリが見頃

群生するキツネノカミソリ (Lycoris sanguinea Maxim.) が見られると聞き、昨日、新座市営墓園に連れて行ってもらいました。墓園の北西側の斜面の雑木林が植物の保護区になっており、ここにキツネノカミソリが自生しています。今がちょうど見頃、朱色の花が一面に広がっています。 さして広くない場所ですが、ここにもかつての武蔵…
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ヤブマオとメヤブマオ

ヤブマオ (Boehmeria longispica Steud.) とメヤブマオ (Boehmeria platanifokia Fr. et Sav.) の花が咲き始めました。両方ともごく普通にあり、比較的大きな植物にもかかわらず、一般にはあまり注目されない植物です。しかし私は、これらの植物の葉のかたちがとても味があると思います。と…
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ちょっと変わったヘクソカズラの花

今の季節は路傍にたくさんのヘクソカズラ (Paederia scandens Merr. var. mairei Hara) の花が見られます。花全体に悪臭があるので、ひどい名前がついていますが、花が可愛くて好きだという人もいるようです。花冠は筒状で5裂し、中心が暗紅色で外側が白いのが普通です。どの個体も、大抵はこういう標準的な花をつけ…
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道路脇のアレチハナガサ

車の多い道路脇の草むらに、アレチハナガサ (Verbena brasiliensis Vell.)を見つけました。ヤナギハナガサ(7月20日のブログ)ほど派手ではないけれど、この植物もよく目立ちます。このあたりでは、まだそれほど数は多くないのですが、今後もっと増えてゆく可能性もあります。 さあ、ヤナギハナガサとアレチハナガサ、どちらが…
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トキワハゼだってきれいです; トキワハゼとアゼナ

トキワハゼ (Mazus japonicus (Thunb.) O. Kuntze) は、春の始めから晩秋近くまで花をつける植物で、ごく普通に見られます。よく見ると、春に花の咲くムラサキサギゴケによく似ているのですが、花が小さいのと、花色がうすいのと、普通にあるため、さっぱり話題にならない植物です。しかし、真夏の散歩も楽でないので、なに…
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林のかげのヒヨドリバナ

小道を覆う林のかげにヒヨドリバナ (Eupatorium chinense L.) が咲いていました。花はフジバカマに似ているのですが、フジバカマに先がけて、7月下旬頃から花が咲きます。暑いさなかですが、花は涼しげです。以前から疑問に思っているのですが、なぜヒヨドリバナというのでしょうか。ものの本には、ヒヨドリが鳴く頃に咲くのでヒヨドリ…
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ニガクサの花

水田に近い、湿った場所で、ニガクサ (Teucrium japonicum Houtt) を見つけました。今、花の盛り、いやむしろ、咲き乱れているという方が当っています。花はまあ、きれいな方なのですが、どうも整った感じがしません。この花のよいとこは? 野性味でしょうか。 ニガクサは、日本と朝鮮半島に見られるシソ科の多年草です。 …
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日かげの花、ハエドクソウ

道路に沿った林のふちの薄暗い場所にハエドクソウ (Phryma leptostachya L. var. asiatica Hara) の群生を見つけました。日かげの植物で、花は小さく、ちゃんとした写真を撮るのには手こずりました。何枚も撮ってやっとこんなところです。 ハエドクソウとは変な名ですが、この植物を煮出した汁をうじ殺しに利…
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チゴザサとアシカキ

水田の近くに生えるイネ科2種です。 チゴザサ (Isachne globosa O. Kuntze) は、葉が笹のように見えるので、こういう名がついたのでしょう。稚児のように小さくて、きれいなイネ科草本です。花が開くと、雌しべの羽毛状の柱頭が露出します。この柱頭は薄紫色で、たいへんきれいなのですが、写真ではさっぱり再現できず、残念…
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太陽が好き、スベリヒユ

道ばたの誰も目に止めない場所に、黄色い小さな花を精一杯開いて、真夏の太陽を謳歌しているのは、スペリヒユ (Portulaca oleracea L.) です。雨は嫌い、花が閉じてしまいます。こんな目立たない、小さな太陽の申し子に、私は一目置いています。 スベリヒユは、世界中に分布するスベリヒユ科の一年草です。 道ばたのス…
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清瀬金山緑地公園にて、ジョウロウスゲ、メリケンガヤツリ、ツルヨシ

昨日、清瀬市立、清瀬金山緑地公園に行きました。というより、連れて行ってもらいました。荒川水系柳瀬川沿いの公園です。この公園はボランティアの方々の活動のおかげで、武蔵野の自然がよく保全されている様子です。今は花が少ない季節ですが、水辺がとても面白い。ジョウロウスゲ(絶滅危惧1B類)という、めずらしいスゲを見ることができました。その他、いく…
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ヌマトラノオとセリ

今の季節、散歩道に目立つのはヌマトラノオ (Lysimachia fortunei Maxim.) です。オカトラノオ(6月22日のブログ)によく似ていますが、オカトラノオは山野に生えるのに、ヌマトラノオは、なぜずぶずぶの湿地に生えるのでしょうか。写真を撮ろうと、足もとを忘れると大変。不愉快なことになってしまいます。 こちらも典型…
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カヤツリグサ科3種:カヤツリグサ、コゴメガヤツリ、ハマスゲ

カヤツリグサの本格的なシーズンが来ました。今日は最も普通のカヤツリグサ科3種を載せます。 最初はカヤツリグサ科の本家、カヤツリグサ (Cypers microria Steud.)。単にカヤツリグサといえば、この草。草むらにたくさん生えていますから、「かやつり遊び」をするのに一番いい材料です。茎を切り取って、二人協力して両端から茎…
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オトギリソウとママコノシリヌグイ

今日は、ちょっと酷い和名のついた植物2種です。 オトギリソウ (Hypericum erectum Thunb)を散歩道で見つけました。花は丁度咲き始めたところで、新鮮な美しさです。 オトギリソウの名の由来として説明されている伝説はご存じの方が多いと思いますが、木村陽二郎氏(朝日百科「世界の植物」)の記述を引用しておきましょう。…
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カンガレイとヤマイ

イという名がついているけれど、イグサ科でなく、カヤツリグサ科の植物2種です。 カンガレイ (Scirpus triangulatus Roxb.) を水田の中に見つけました。端正なイネの列の端にイネ然としていますが、変な穂をつけているところがユーモラスです。 カンガレイの茎の横断面は三角で、サンカクイ(6月30日のブログ)によく…
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