道草の時間

アクセスカウンタ

zoom RSS ボントクタデ、群れて咲く

<<   作成日時 : 2008/09/19 22:20   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 10

今日も雨、散歩は引き続きお休みです。数日前に水辺で、群生するボントクタデを見つけましたので、その写真を載せましょう。

花をつけたボントクタデ (Polygonum pubescens Blume) の群れは、なんともいえぬ美しさがあります。一つ一つの花は小さいけれど、姿かたちはサクラタデの花に劣らぬものです。ところがなんと、その名はボントク。「ぼんとく」とはどこかの地方の方言で、「ぽんつく」、「まぬけ」という意味なのだそうです。なぜまぬけなタデかというと、ホンタデ、すなわちヤナギタデのような辛みがないから、という訳です。でも、花の姿はとてもまぬけには見えません。

牧野博士も次のように述べて、ボントクタデを絶賛しています。「この蓼はその味からいえばポンツクだが、その姿からいえばまことに雅趣掬すべき野蓼で、優に蓼花の秋にふさわしいものである。茎は日に照り赤色を呈して緑葉と相映じ、枝端に垂れ下がる花穂の花は調和よく紅緑相雑わり、それが水辺に垂れている風姿はじつに秋のシンボルであって、他の凡蓼の及ぶところではない」(「植物一日一題」 ちくま学芸文庫より引用)。

ボントクタデはアジア暖帯に分布するタデ科の1年草です。

画像

群生するボントクタデ



画像

花穂を拡大



画像

さらに拡大



にほんブログ村 花ブログへにほんブログ村 花ブログ 季節の花へ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
こんなたでもあるのですね。フムフム。
牧野博士絶賛の姿にもまた出会ってみたいものです。
アイの育て方を読んでいたら(今更ですが)、
水を好むと書いてあって、納得。
イヌタデも雨が降って急に元気になりました。
ミセスサニー
2008/09/19 22:54
なんてかわいい花でしょう!!赤い蕾も白い花もやさしげです。写真きれいですね。 こちらでも探して見ます。逢いたいですね。

ボンツクタデ、初めて聞く名前ですが、またまたひどい名前ですね。わたしも大事なことをよく忘れて「ボンツク」なんですよ。でも「ぼんつく風さん」なんて人に言われるといやですネ
風さん
2008/09/20 00:28
ミセスサニーさん、コメントありがとうございました。
ボントクタデは浅い水辺にきっと見つかりますよ。ヤナギタデも同じところにあるかも知れません。よく似ていますが、葉っぱを噛んで、辛くなければボントクタデです。
この季節、水辺にはいろいろなタデが見られて、楽しいです。
エフ・エム
2008/09/20 08:05
風さん、コメントありがとうございました。
ボントクとかいわれながら、とくに不平をいうでなく、秋風に揺れる瀟洒な姿、この名前にかえって愛着がわきます。ボントクもまたよし。牧野博士もあえて新名を提唱しなかったし、見るほうもボントクだし。
エフ・エム
2008/09/20 08:14
きれいな花ですね
アップした写真は、まさにサクラタデみたい
ボントクとかイヌとか、他ひどい名称で呼ばれている植物達を見ると・・・・
昔の人達が野草を生活の中に
取り入れようとしている様子を、垣間見るような気がして とても楽しくなりますね
yajiro
2008/09/20 14:00
エフ・エムさん、こんにちは。
綺麗な花なのですね。私は「植物一日一題」をつい先日手に入れたところでした。本の挿絵ではこんな花なのだと想像もできなかったです。しだれる様が雅やかな蓼だなぁとは思うのですが、ナルホドまぬけと名付けた人も、その名前を変えないのも、道端の花を愛する心なのかもしれないですね。
ちと
2008/09/20 16:33
yajiroさん、コメントありがとうございました。
いつごろから、人々はタデを香辛料に使っていたのでしょうか。きっとヤナギタデを使うつもりで、ボントクタデをとってきたけど、辛くない。そこで怒って「ぼんとくめ!」。これは想像ですが、そんなことが繰返されたのではないかと思います。
エフ・エム
2008/09/20 20:10
ちとさん、コメントありがとうございました。
ボントクタデの意味を知ると、まぬけなタデという先入観が入ってしまいますが、それはさておいて、ボントクタデは響きがわるくないし、憶えやすい。いい名前に思えてきました。
実物より写真にした方がきれいに見える花もありますが、ボントクタデは写真より実物の方がずっといいです。
エフ・エム
2008/09/20 20:44
こんにちは。たくさんのボントクタデですね。よく見ると蕾が赤く、開花するとシロバナサクラタデ似で綺麗な花ですね。
「ぼんつく(愚か者、ぼんやり)」の言葉は知りませんでした。
イヌタデ同様役に立たないのでしょうね。
ヤナギタデはまだ見たことがないのですが、葉が香辛料となるのですね。こちらのボントクタデも探して見ます〜。
去年植えたサクラタデの場所からちょっと遠い場所に、草丈のあるタデの蕾が出てきました。サクラタデか?それともぼんつく?かでしょう・・。
17日の「ツルマメ」記事、先日HPで見せて頂きました。繊細描写してあり、実の様子がよく分かりましたよ。(遅くなりました〜。)
たまゆら
2008/09/21 15:57
たまゆらさん、コメントありがとうございました。
このあたりでは、ヤナギタデはボントクよりずっと少ないようです。葉はボントクとよく似ているのですが、花が少し緑がかっているので、区別がつくと思います。葉を噛んでみれば一番確実ですが。
因に、さしみのつまにする紅色の小さなかいわれはヤナギタデです。
エフ・エム
2008/09/21 23:12

コメントする help

ニックネーム
本 文
ボントクタデ、群れて咲く 道草の時間/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる