道草の時間

アクセスカウンタ

zoom RSS 水辺のキショウブ

<<   作成日時 : 2009/05/16 23:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 17

今、沼地や休耕田の近くを散歩しますと、水辺に鮮やかなキショウブ(Iris pseudacorus L.) の花をよく見かけます。ヨーロッパ原産で、栽培のため輸入されたものですが、もともと繁殖力の強い植物だったらしく、湿地に逃げ出して帰化した植物です。

まだ早いですが、6月になるとハナショウブの季節がやってきます。色とりどりの花を見ることが楽しみですが、なかに黄花の品種もあります。これらのハナショウブの黄色は、キショウブとの交配によって導入された遺伝子によるものです。帰化植物はなんやかやと悪口をいわれることが多いですが、水辺の帰化植物のキショウブには、その功績を讃えてもいいように思います。

画像

画像

画像

水辺のキショウブ



付:カワヂシャについて
昨年の7月7日のブログにカワヂシャについての記事を載せましたが、今年はもうこの季節にカワヂシャを見つけることができました。カワヂシャは、特定外来生物に指定されているオオカワヂシャとの競合により、少なくなりつつある準絶滅危惧種ですが、ここではよくがんばっていると思います。カワヂシャとオオカワヂシャとは、次の特徴で区別がつきます。(1)カワヂシャの方が葉のへりの鋸歯(ぎざぎざ)が大きく、はっきりしていること、(2)カワヂシャの花はほとんど白色ですが、オオカワヂシャでは花弁にはっきりした薄紫のすじがあることです。

画像

画像

今年のカワヂシャ



にほんブログ村 花ブログへにほんブログ村 花ブログ 季節の花へ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
キショウブの花、こちらでも咲いています。
近所の公園の湿生植物エリアには、キショウブしか生えていません。
外来植物で勝負?しているようです。
YAKUMA
2009/05/16 23:34
近所で、見慣れない派手な色のハナショウブが栽培されていて気になっていたのですが、「ハナショウブの黄色は、キショウブとの交配によって導入された遺伝子によるもの」という説明で得心がいきました。
さとみ
2009/05/17 00:12
YAKUMAさん、コメントありがとうございました。
公園の湿生エリアでもキショウブですか。昔は水辺にはノハナショウブが普通だったらしいですが、キショウブが繁殖しはじめて、負けてしまったのでしょうか。もう少し湿地を観察してみたいと思います。
エフ・エム
2009/05/17 16:37
さとみさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
ハナショウブはノハナショウブが改良されたもので、黄色がないそうですから、キショウブは重要だったのですね。でも種が異なるので交雑育種も相当苦労があったのではないかと想像しています。
エフ・エム
2009/05/17 16:45
キショウブの花、私も久しぶりに街を散歩して咲いているものを見つけました。
もうこんな季節になっているんだという感じです。
初夏ですよね。
湿地のキショウブの群生している付近で釣り糸でも垂れてみたいものです。
Tatehiko
2009/05/17 17:16
こんばんは^^こちらにも遊びに来ました。
キショウブ綺麗ですが、外来種なのですよね。私の職場の水辺にも咲いていて増えているので、今年は少し抜こうかな、と思っていたところです。
カワヂシャもこの春初めて見た植物です。
オオカワヂシャに負けずに、頑張ってほしいなと思います。
植物を勉強中の私には、とてもありがたいブログです。これからもよろしくお願いします。
humming
2009/05/17 19:53
Tatehikoさん、コメントありがとうございました。
散歩なさっていらっしゃるのですね。よかったです。季節の移り変わりはほんとうに早いです。わたしもキショウブを見てそう感じました。キショウブの付近で釣れる魚はなんでしょうか。
エフ・エム
2009/05/17 22:28
hummingさん、おいで下さり、またコメントをいただきありがとうございました。
キショウブはそちらも多いのですね。こちらの沼地などには、何か年々増えているような気がします。そろそろ遠慮してもらった方がいいかもしれません。ノハナショウブにも復活してもらいたいと思っています。
エフ・エム
2009/05/17 22:39
黄菖蒲、日本的なイメージですが、外来種なんですね。花姿がいいですね。

アイリス系はみな同じに見えて区別しにくいです。先日まで咲いていた青い花はアヤメですね。 菖蒲はガマのような花なのですね。ハナショウブは在来種なんですか。う〜ん難しいです。
風さん
2009/05/17 23:37
ジャーマンアイリスなどに比べ菖蒲は野趣に富んだ
おもむきで、日本的な花だと思っていましたが、もとは栽培のために輸入された物でしたか。
植物の世界も強い物が手を広げ生き延びますね。
ワイ
2009/05/18 12:49
今日、裏のアカメガシワに花の蕾らしきものを発見!ネットで調べて昨年6月の記事を拝見して納得しました。わからないことがブログを通してすぐ教えていただけてほんと有難いです。
かもっち
2009/05/18 13:13
風さん、コメントありがとうございました。
柳宗民氏の著書に、ノハナショウブからハナショウブに改良されたのは江戸後期で、松平左金吾による江戸菖蒲、細川侯の手に渡り改良された肥後菖蒲、紀州藩士吉井定五郎によって改良された伊勢菖蒲というのがあるそうです。その後ハナショウブが欧米に渡り、様種花菖蒲が生まれ、さらに戦後、上記の黄色のハナショウブがわが国でつくられたのだそうです。(柳宗民 カラー新書「日本の花」ちくま新書」。
エフ・エム
2009/05/18 13:26
ワイさん、コメントありがとうございました。
ノハナショウブは日本を含む東アジアに原産するもののようです。これを改良したのは日本人ですから、やはりきわめて日本的な姿の花ですね。キショウブの遺伝子が入っても、やはり日本のハナショウブの姿です
エフ・エム
2009/05/18 15:28
かもっちさん、アカメガシワの記事も見て下さって、コメントいただき、ブログを書く上で、私自身とても励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
エフ・エム
2009/05/18 15:35
atsu-sixさん、気持玉をありがとうございました。
見て下さって、うれしく思います。
エフ・エム
2009/05/18 17:16
キショウブという名前だったんですね。沢山寄り添って咲いていると可愛いですね。私も近所に咲いていたキショウブの写真を撮ったのですがお花が2つしか咲いてなかったのでちょっとショボカッタです。黄色いお花は可愛いですね。
dragon pearl
2009/05/18 18:57
dragon pearlさん、コメントと気持玉をありがとうございました。
そちらにもキショウブが咲いていたのですね。2つ咲いていれば、来年はもっと咲くかもしれません。なにしろ繁殖力旺盛な植物ですから。
エフ・エム
2009/05/18 19:30

コメントする help

ニックネーム
本 文
水辺のキショウブ 道草の時間/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる